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執筆者の写真乙訓もも

「本人の見てる景色を見たいねん」野々村節でひきこもりに関する学習会第2回を無事開催しました!

本日、待ちに待った今年度第2回目のひきこもりに関する学習会を開催しました!





今回講師にお呼びしたのは、滋賀県東近江市の社会福祉法人わたむきの里福祉会 棒芯の

野々村光子さん。



以前に、野々村さんが登壇された生活困窮者自立支援制度のオンライン研修で、

ひきこもり状態にある方へのアプローチされる際に破天荒で一見セオリー通りではない、

ぶっ飛んだ支援を平気でされるような内容に度肝を抜かれました。


いったい、なんでそんな思考で支援に取り組めるのか?

そして、国がこの人を研修で登壇させるってことは、奇をてらったものではなく、

何か意図や考えあってのことだろう・・・


研修自体はとても学びがあったのですが、そんな思いがずっと頭から離れませんでした。


なので、今日ご参加いただいた方々とそのモヤモヤを共有し考えることが、

当事者と出会う際に必要なものが何か、気づくヒントになるのでは・・・・と

今回の学習会を企画しました。



そして、本日、野々村さんにお越しいただきお話いただきました。


が、言語化するのが難しい!



徹底した本人主体。


誰しもが横並びでフラットな関わり。


本人や家族へのリスペクトは標準装備。


本人を知っている人を増やす(本人を直接知っていなくてもOK)


本人の応援団を作る


などの言葉で表現できるかと思いますが、時には笑いを取りながら、

包み隠さず話された内容は、正直ここでは伝えるのが難しいです・・・



が、少しだけでも伝わればと書いてみます。



本日の資料にもあった、今年3月までセンター長を務めておられた東近江市の

働き・暮らし応援センター“Tekito-”で掲げておられる内容です。



野々村さんたちは働くという出口支援から支援の入口を作っておられるのですが、

(これもとてもユニークな発想と実践です)

本人の人生から働くだけを切り取って応援しない、地域から本人を切り取って応援しないと

おっしゃっていました。


(野々村さんは当事者ではなく本人又ははたらきもん、支えることを応援と表現されます)




そして、tekitoとは適当で、今の本人にちょうどいい暮らし方や働き方を見つけようと

頭から血が出るほど考える、365日考えているかもとお話になっていました。


本人の一番の応援団は家族とも。



そんなに考えるのは、どうすればいいか、わからないから。

わからないから、行動するし、失敗もする。


失敗をする自分たちを見て「ちゃんとしていないといけないということではない」と

本人が気づくことができる。




本人のエピソードをいっぱい知りたい。

本人の素敵を知りたい、気づきたい、そして本人が自分の素敵に気づくようにしたい・・・



そんなフレーズがありました。



それと、野々村さんは講演の度に本人や家族、応援団から「教えてもらった」という

言葉をよく使われます。


考えて、関わって、うまくいく時もあればいかない時もあって、学んで、

また考えて、関わって・・・・


その中で「教えてもらう」ということなのですね。



この姿勢は人と関わらせてもらう場合に前提として必要なものだと強く感じました。



「そうやねん、教えてもらうねん」


そう、野々村さんが言いそうですww



また、本人とのエピソードもいくつか紹介くださり、とてもわかりやすく

当事者との関係性作りについて話してくださいました。




これは本人理解を進める、それをずっと続けるという言葉に凝縮されますね。



野々村さんたちの本人とのエピソードは最近出版されたこちらの本に

たくさん掲載されていますので是非、お読みください。























この本は愛が詰まった本だと思っています。



また本人に出会いたいという気持ちは、働き・暮らし応援センター“Tekito-”を立ち上げた

(ひきこもり状態の人と関わり始めた)20年前から変わらない。


本人といつ、どのタイミングで、どのようにして、誰とつながることがいいのかを

頭から血が出るほど考え続けている。


これらの言葉も自分たちの日々の実践で大切にすべきことだと感じました。






そして、本人が変わる必要はない。本人はいろんな思いを持っている。

本人の素敵な所を見つけ、本人がそれに気づき、活かし、本人が自分の暮らし方を選択する

このことが大切。


この言葉が一番グッときました!




いやぁ、やっぱここで書いても、野々村さんの話された内容は伝わらない、

伝えられない、ごめんなさーーーい!



ともかく、野々村さんの話し方や声色とかもあるんでしょうか、

講演を聴いて、とても安心できた、元気が出た、というのが率直な感想です。



普遍的なことを決意を持って取り組まれているからなのかなぁ・・・



やっぱ、結局は、まだよくわかってないですねwww



でも、安心したし元気出ました!
















印象的で元気になる野々村節全開でお話しくださった野々村さん、

お忙しい中、本当にありがとうございました!



そして、野々村さんに来月開催する乙訓地域のひきこもり支援ネットワーク会議

「第4回乙訓絆サークル」にもご参画いただくことになりました!


やたーーー!!



内容については後日、リリースさせていただきます!




ひきこもりに関する学習会第2回、「本人が見てる景色が見たいねん」、

安心できて無事終了!


ご参加いただい皆さん、ありがとうございました!!




野々村さん、ありがとうございました!

そして、引き続きよろしくお願いします!

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