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2/5に第7回乙訓絆サークルを開催しました!過去最多のご参加で盛り上がりました!

  • 執筆者の写真: 乙訓もも
    乙訓もも
  • 4 日前
  • 読了時間: 7分

先週2月5日木曜日の午後に第7回乙訓絆サークルを開催しました!



毎年2回開催している乙訓地域のひきこもり支援ネットワーク会議「乙訓絆サークル」、

乙訓地域とその周辺のあらゆる社会資源の方々にお集まりいただいており、

第7回はなんと過去最多の80名以上の方々にご参加いただきました!





厚労省が昨年初めに15年ぶりにひきこもり支援の新たな指針を策定しました。



ひきこもり状態の対象者が広く捉え直しされ、これまでは「6か月以上」とされていた

期間も問わず、“医療モデル”から“社会モデル”の視点を基本とした価値や倫理に基づく

支援が求められるようになり、「ひきこもり状態にある原因は本人だけではなく社会や環境にもある」とされました。


これにより支援者は社会や環境にもアプローチし、支援者はソーシャルワークの視点に立ち本人や家族(ミクロ)への直接的な支援だけではなく本人や家族が安心して過ごせるよう、声をあげることができない人も含め、地域住民や周りの人たちが必要に応じて見守ることができる社会(環境)づくりをすすめていく必要があると厚生労働省が作成した

ひきこもり支援ハンドブック~寄り添うための羅針盤~に記載されています。


そのような社会(環境)づくりを実践していくために乙訓地域とその周辺から

領域や分野を越えてありとあらゆる社会資源の方々にお集まりいただいているのが

この「乙訓絆サークル」で、オーダーメイドのチーム支援が提供できるように

社会資源同士でまず顔の見える関係性をつくる場づくりと、支援者や関わる人が

ここに来れば元気が出た癒されたと感じてもらえる場、この2つの意味合いを持つ場を作り多職種によるネットワーク会議として開催しています。






















開催にあたり長岡京市地域福祉連携室の林田主任相談員より挨拶をいただきました。



第7回の「乙訓絆サークル」は今年度の通年のテーマを「関係性」として4回開催した

「ひきこもりに関する学習会」のまとめとして位置づけました。



今年開催した4回の学習会の内容はこの通りです。




そして、これらのまとめとしての位置づけで第7回乙訓絆サークルは

以下のような内容で開催しました。






そこで、今回登壇いただいたのは、ひきこもりに関する学習会に毎年お招きし、

多大なるお力添えをいただいている相談支援事業所しぽふぁーれ所長の金井浩一さんと

金井さんがこれまで関わってこられ、今は友人と呼び合う仲で関係を続けておられる

特定非営利活動法人 若者と家族のライフプランを考える会所属で音楽活動をされている

TTさんのおふたりにお越しいただき、出会いから今までを、事例紹介と言うより

おふたりの「物語」として話していただきました!





そして、「物語」のラストで互いを友人と呼び合う、おふたりでしか表せない、

皆さんにもっとも伝わる方法で「本人と支援者だけに限らない関係性」、

「垂直性」でもない、「水平性」でもない、両方を併せもつ、「斜めの関係性」

表現していただき参加者に体感してもらいました!



各々とおふたりの物語の内容はとてもパーソナルなものなので、詳細は記しませんが、

幼少期にレコードで遊んでいた原体験が自身の救いとなり今の自分がある、

そんなTTさんの生の言葉がビシビシとリアルに伝わってきたことを付け加えておきます。




そして、おふたりの出会いはまさに邂逅と呼ぶにふさわしいもので、

辛い状態にありながらも音(ね)を愛し、ヘビーメタルの専門性を持ったTTさんと

ソーシャルワークの専門性を持ってアプローチされた金井さんのおふたりが、

様々なすれ違いを繰り返しながら、理解し合うためのすり合わせを諦めずに行った結果、

音楽をチャネルとしてつながれたことがわかりました。



そして、被支援者ー支援者としての関りが終わった後に出会い直しをされ、

友人として関係を育まれてきている様子はまさに「斜めの関係性」といえるものでした。



最後に、その「斜めの関係性」をおふたりでしか表せない、もっとも伝わる表現方法である

ライブパフォーマンスという形でご覧いただいたのです。























ライブパフォーマンスでは、TTさんがひきこもり状態だった当時のことを楽曲にされた「赤信号」という歌と「また逢う日まで」の2曲を披露してくださいました。















~ 支援者は危険な赤信号を渡ってきてくれたのに、僕はこたえる音ができなかった


あのときは何もわからなかったけど、今なら少しはわかる気がする

 

あのときは、人のやさしさを求めて、光を探していた ~


そんな当時のご自身を歌として伝えてくださいました。



本当に見事なパフォーマンスでした。


そして1部が終了し、後半の2部はおふたりの物語と歌を体感していただいた上で、

参加者それぞれの立場から「ともに」をキーワードに「関係性」について、

グループ毎にざっくばらんに話し合っていただきました!




















今回もグループセッションがスムーズに進むようにクッキーを届けていただきました♪



そのグループセッションでは皆さんがじっくり話せるように少人数でグループ分けし、

互いの距離感を大切にするために、「えんたくん」という段ボールを丸型に加工した

コミュニケーションツールを使用しました。






















「えんたくん」はみんなで座って膝の上にを乗せると、

いい距離感で円座になって話し合える、とっても便利なツールです!



この「えんたくん」の効果もあり、おふたりの物語と歌が参加者の心に響いた結果、

みなさん、とても活発に話し合われ、自律したグループセッションが実現しました!



そして、あっという間にグループセッションの時間は過ぎ、

話し合った内容を3つのグループから発表していただきました。















あるグループはつながりに関する逆説的な問いから話し合われたそうで、

専門性ではない「斜めの関係性」が当事者を受け取める間口を広げるということを

発表してくださいました。

















そして、すべての発表が終わった後に、再びおふたりに「赤信号」を披露していただき、

「斜めの関係性」を再確認して「第7回乙訓絆サークル」はフィナーレを迎えました。



TTさんと金井さんのおふたりは、これまでのことを思い出し互いに確かめ合いながら

話されている姿が印象的で、その関係性がライブパフォーマンスで一気に昇華し、

その場にいる人たち全員に余すことなく伝わった。


そんな、稀有な体験を共有できた貴重な時間でした。





















今回もiwata coffeeさんにお越しいただき、淹れたてコーヒーを提供していただきました!



今回の乙訓絆サークルについてコアメンバーの一人は、

次のように振り返ってくださいました。


専門性や経験値で人を見てしまうと専門性に近づけて人を見てしまう。

前こうだったとか、発達障害はこうだとか。

ひきこもり(ひきこもりだけじゃないですが)無限に理由や経験があり

支援者側の見立てが強すぎると、その人そのものが見えなくなる。

直接関わる人はあまり専門性や経験がない方が良いのでは。

(というか専門性や経験を振り回さない方が良いのではないか)

でも関わっていると、いろいろな課題が必要になってくるので

そこでの専門的な関わりは、その時に専門性を持った人を使えばいい。

そのためにも乙訓絆サークルのネットワークは有効で、ここでつながった人を活用できる



なんて、うれしいお言葉・・・






まさに地域であらゆる社会資源がつながりあって、専門性をかざすわけでなく、

本人に寄り添いながらチームでニーズにマッチしたサポートを行う。



そんなひきこもり支援ネットワークができつつあるのかもしれません。



だったら、うれしいな。。。



ステキな気づきをいただけた今回の「第7回乙訓絆サークル」、


「ボクたちの物語 ~音が紡いだ、とある関係性について~」


参加者同士が職業や肩書、立場を越えて、「斜めの関係性」でつながることができました!


TTさん、金井さん、ステキな時間を本当にありがとうございました。

















そして参加してくださった皆さん、皆さんのお力が必ず必要になる時が来ます。


これからも顔の見える関係性でつながって、みんなで元気を渡し合っていきましょう!



「第7回乙訓絆サークル」、無事終了いたしました!


ありがとうございました!!





就労体験でメンバーも参加しました!








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