今日は今年最初のひきこもり当事者の家族会でした。
- 乙訓もも
- 1月30日
- 読了時間: 3分
今日は今年最初のひきこもり当事者の家族会でした。

いつもは毎月第4火曜日に開催しているこの家族会ですが、
1月は第4木曜日に変更させていただきました。
この家族会は乙訓ももにご相談いただいている当事者ご家族で参加を希望される方に
それぞれの近況やお考え、思いなどをお話しいただています。
本日は2名の当事者ご家族が参加されました。

今日は年末年始をどのように過ごされたかをお話しいただき、
1/16に開催したひきこもりに関する学習会の内容を共有しました。
その時々の季節の行事や、ご家庭のイベントによりご本人に変化が起こる場合もあり、
家族会ではそんな時にみなさんがどのように過ごされ、本人の反応はどうだったかを、
お話しいただくことも少なくありません。
ちょっとした変化から支援の糸口が見つかるかもしれません。。。

ひきこもり状態にある本人と暮らしておられるのは当事者ご家族で、
当事者ご家族は家族だからこその悩みを抱えておられます。
時間だけが過ぎ、なかなか状況が変わらないということも少なくなく、
将来の生活への不安が募ったり、本人の今後をお考えになると焦りをお感じになられたり
日々が思い悩まれているのが実情です。
また本人とどのように関わればいいのか、わからないなどのお声をお聞きすることも多く、
もっとなにかできなかったのかと自分自身を責めてしまうご家族もいらっしゃいます。
そんな当事者ご家族が悩みを抱え込んで孤立されないように、
少しでもしんどい気持ちをこの場だけは足元に置いていただき、
辛く、苦しい気持ちを吐露していただけるような、悩みを打ち明けてもらえるような
そんな時間になればと開催しています。
他の当事者ご家族とお話しいただくことで、
互いを労ったり、気づきがあったり、共感しあえたり・・・
そんな時間があれば、少しは元気を取り戻していただけることもあろうかと考えています。
当事者ご家族もそれぞれのお考えがあり、今の状態、取り巻く環境も様々です。
ひきこもり当事者のご家族にも今まで育んでこられた関係性や文化がありますので、
お互いを尊重していただき、互いの話に耳を傾けていただければと思います。
この乙訓ひきこもり当事者の家族会には今年度も京都府家庭支援総合センター内の
脱ひきこもり支援センターから早期支援特別班の職員の方にお越しいただき、
アドバイスや質問に対する回答などをいただいています。
乙訓ももでは毎月1回、第4火曜日に当事者ご家族の会を開催しています。
開催場所はHPをご確認ください。
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