今日は就労準備支援事業の特別プログラム、SST講座でした!
- 乙訓もも
- 3 分前
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乙訓ももの水曜日は就労準備支援事業。
今日は特別プログラムでSST講座の日でした!

このSST講座は京都市にある就労移行支援事業所ディーキャリア様から講師をお招きし
全10回にわたり開催する講座で、働く上で必要なソーシャルスキルを身につけるために
特別プログラムとして月1回開催しています。
今日は今年度の第2回目のSST講座でした。
SST(ソーシャル・スキル・トレーニング)は働く上で社会生活における
人間関係を円滑にしたり自分自身に自信をつけてストレスや不安を減らし、
QOL(生活の質)の向上を図ることが目的で、他者とのコミュニケーションの取り方や
場面に応じた適切な行動のとり方、感情のコントロール方法、ストレス対処法などを
様々なワークやロールプレーを通じて学びます。

第2回は「就労準備性」についての講義で、
社会的動向の理解、企業の求める人材像というテーマでした。
まずはアイスブレイクでリラックスした後に抗議がスタート。
今日のゴールは、
①企業がどんな人材を求めているかを知り、定着できるようになること
就職先を選べるようになること
②障害者雇用での退職理由を知り、対策を立てられるようになること
障がい者雇用となっていますが、一般的な退職理由とあまり変わらないためそれを知って
対策を立てられるようにということで講義いただいています。

まず、企業から求められる能力は7つあり、
1.コミュニケーション力
2.行動力
3.積極性
4.問題解決力
5.協調性
6.誠実さ
7.継続力
の7点だそうです。
それぞれの項目について説明を受けた後に具体的にイメージするようにワークをしました。
次に、長く働くための環境づくりについて学びました。
長く働くためには人とうまくやっていくための「社会力」と、
自分の体調や感情をコントロールする「自己管理力」が必要で、
「社会力」には、挨拶、ルールやマナーの順守などにより信用・信頼を得ることが含まれ、
「自己管理力」には、生活リズムの管理やストレス管理などにより自信につながることが
含まれているとのことでした。
なるほど、なるほど。
信用・信頼、自分自身の自信、どれも働く上では大切なことですよね。

そして、次は退職の理由とその原因について教えていただきました。
退職についての原因を知り対策を考えることで、働いていく上で自分に必要なことや
課題が明確になるということなんですね。
また、企業が重視する要素は、
コミュニケーションとビジネスマナーで、
コミュニケーションは、情報の理解と伝達、報告・連絡・相談、意見の表明、
相手の意見の尊重、組織内外の行動。
ビジネスマナーは、挨拶等の基本、電話の基本、訪問・来客対応・社会人の役割・責任。
となっており、これらをさらに具体化してアウトプットするワークに臨みました。
メンバーの感想は、
今日の講義は具体的な就活に活かせそうだと感じた。
コミュニケーション力が大切だとよく言われるけれど、その理由や、
具体的に何を示しているのかが分かった。
アサーティブコミュニケーションについて学びたい。
などで、講義終了後の振り返りで話してくれました。

社会や自分の働きたい企業がどのような人材や能力が求めているのかを知ることは
その企業や職場で定着し、長く働くために必要なことですよね。
それらが具体的につかめた今日のSST講座でした!
このように、乙訓ももでは様々なメニューとアプローチで
メンバーの就職をサポートしています!
今日は就労準備支援事業の特別プログラムで、月1回のSST講座でした。
みなさん、お疲れさまでした!

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