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執筆者の写真乙訓もも

今日は就労準備支援事業の特別プログラムでSST講座でした!


乙訓ももでは週末金曜日は就労準備支援事業を行なっています。


今日は月1回行っている就労準備支援事業の特別プログラムのSST講座でした。























SSTとは、Social Skills Training(ソーシャルスキルトレーニング)のことで、

さまざまなプログラムを通して対人関係など社会生活に必要なスキルを身につけていく

プログラムのことで、就労移行支援事業所ディーキャリア烏丸御池オフィスさんより

講師をお招きしてSST講座を開催しています!























本日のSST講座の内容は「アンガーマネージメント」でした。



アンガーマネジメントでは心理教育または心理トレーニングとして、

1970年代にアメリカで生まれました。


アンガーマネジメントは「怒らない」状態を目指すということではなく、

怒るべき場面では上手に怒り、怒りをマネージメントしながら怒る必要のない場面では

怒らなくて済むようにトレーニングします。




















今日の講座の目的は

①怒りの感情を知り、コントロールできるようになる

 (怒りを引き起こす感情を知ることで怒りをコントロールできるようになる)


②思考の歪みや偏りを知り、是正できるようになる。

 怒りを感じるのは皆がそれぞれに持っている「こうあるべき」思考を知ることで、

 「それって本当に怒ることこと?」と考えられるようになる です。


アンガーマネージメントで目指す状態は、

・怒ったことで後悔しない(自分の感情に責任を持つこと)

・怒りの感情をうまく伝えられるようになる(人や自分、ものあたることなく)ことで、


そのために、まず怒りが生まれる仕組みを学びました。


怒りが生まれるのは、

第1段階:なんらかの出来事に合う(電車に乗るときに後から来た人に割り込まれた)

第2段階:出来事の意味付け(順番を抜かされ)

第3段階:怒りの感情の発生(なんで順番を守らないんだ、順番は守るもんじゃないか!)


の仕組みによるそうです。


第3段階の「こうあるべき」思考により怒りの感情が発生するんですね。



次にケースを通じて3つのコントロール方法を学びました。


それは

①衝動のコントール

②思考のコントロール

③行動のコントロールです。






①の衝動のコントロールは少し前からよく聞く6秒ルールというもので、

怒りのピークは6秒なので、この6秒をどう扱うか対処すればよいというものです。


この6秒をやり過ごす(コントロールする)には10個の方法があることを知りました。


次に

②の思考のコントロールでは「こうあるべき」思考を可視化して、

許せる、許容範囲だ、許容はできないのどこにいるのかを明確にします。


そして自分の望む状態(許せる状態)というものを具体化していき、

この許容範囲を少しでも大きくできたら、それでOK!です。


③行動のコントロールは、

自分がイラっとしていることは、

「自分で変えられること」か「自分で変えられないこと」なのかを判断し、

重要度が高いか、低いかも判断します。


自分で変えることができて重要なものは、

いつまでに、どの程度変われば気が済むかを考えて行動していきます。

重要でなければ、余裕がある時に取り掛かればいいですよね。


自分で変えられなければ、重要であれば、変えられない現実を受け入れて、

代替可能な選択肢を探していきます。


重要でなければ、もう放っておく。それでかまわないということです。


ここで大切なのは「怒らない選択をした」ということだそうです。


これらを学んだ後にワークをして、さらに内容を深めていきました。






















ちょっとわかりにくいかもしれませんが、まとめますと、「アンガーマネージメント」は、


・自分の怒りがどうして生まれたのかを考えていくこと

・思考のコントロールは「○○すべき」の範囲を広げるもの

・行動のコントロールは自分ができるものだけコントロールすること


になります!


自分が怒りを感じやすい感情を知ることで自分の特長がわかり、

対処の仕方がわかってくるんですね。


なるほど、なるほどです!


ここに以前に学んだストレスコーピングなども活用していくとさらにGOOD!


というわけで、今日は月1回行っている就労準備支援事業の特別プログラム

「SST講座」でした!



それでは、みなさん、一週間お疲れ様でした!












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