乙訓ももの火曜日は社会参加支援事業。
今日は11月に開催したいっぽねっと交流会でお話しいただいた
株式会社アイ・オクトーバーさんの見学に行ってきました!
いっぽねっと交流会は京都中小企業家同友会の求職困難者就労支援ネットワーク
いっぽねっとのご協力により開催している中小企業の経営者の方たちとメンバーとの
交流会で働くために一歩を踏み出したもらいやすくするための企画です。
そのいっぽねっと交流会に参加したメンバーから株式会社アイ・オクトーバーさんに
見学に行きたいとの声が多かったので今回伺うことになりました!
株式会社アイ・オクトーバーさんは撮影・編集・配信を行なっておられる映像制作会社で、通常撮影に加え、マイクロドローンによる撮影を得意とされています。
今日は見学と言うことで実際にドローンを使ってどのように撮影を行なうのかを
京都市内の某公園で実演いただき見学させていただきました。
まずは株式会社アイ・オクトーバーさんの映像制作業務について、
企画・構成・予算・ロケハン・撮影のパートに分かれていることと
その内容について簡単に説明していただきました。
お客様のオーダーや要望、予算によってどのような映像に仕上げていくのか、
準備がとても大切だということが良くわかりました。
そして、まずはカメラを使っての動画撮影を実際に見せていただきました。
ここではメンバーが実際に被写体となり簡単な動画を作成することで、
実際にどのように撮影しているかをわかりやすく体験させていただきました。
先に書いた業務の中でロケハン(下見)がかなり重要で、
撮影場所の危険個所などの確認や意図したカットが撮影できるか、
必要な人員は?、そして太陽の位置や方角、などあらかじめ情報を入手しておかないと
撮影がうまく進まないということですね。
当たり前の様で、やはり事前準備が重要だと感じました。
はい、リハーサル行きまーすwww
みんなでカメラに向かって走って行ってはけるという動画を撮影しました。
楽しかったですねー。
そして、ここでもしっかり確認して撮り直しをされてました。
プロですねー。
そして、次にいよいよドローンについて説明していただきました。
ドローンを使用するには法規制が厳しく、スキルや知識もしっかり身につけておかないと
事故にもつながりかねないそうです。
実際にドローンを間近で見ることは今までで無かったのですが、
いざ目の前にすると「思ってたより小型」という感じで、
あの独特のプロペラの音がとても印象的でした。
本体を持たせていただきましたが、とても軽くて驚きました。
この機体は上空150mまで上昇可能だそうです。
操作も体験させていただきました。
そして、最後にマイクロドローンでの撮影を見学させていただきました。
超小型のマイクロドローン。手のひらサイズで超軽量。なんと100g未満!
その分壊れやすいのでメンテナンスが重要です。
すごいですね、こんな小さなものを操縦して素敵な映像を撮影するんですね。
夢のある仕事だなぁ・・・
このマイクロドローンはFPV(First Person View 一人称視点)で操縦するので、
本体には撮影用と操縦用のカメラが搭載されています。
ですので、実際にドローンに乗っているかのような、ドローンから見える風景を見ながら
操縦するということになり、かなり高度なテクニックと感覚が必要になってくるそうです。
また操縦用のカメラはリアルタイムの映像を見る必要があるため通信速度に
できるだけラグが生じないように粗く、解像度の低いものになっているそうで、
それを頼りに操縦しなければならないため相当のテクニックが必要になります。
なるほど、これが株式会社アイ・オクトーバー様の強みになっているんですね。
FPVのゴーグルを着用して操縦します。
このゴーグルを見た瞬間、「VARですか!?」とメンバーから声があがりましたが、
即座に他のメンバーが「それはサッカーのビデオ・アシスタント・レフェリーでしょ!」と
ツッコミが入っていましたwww素晴らしい!
言いたかったのはこれのことですね、VRゴーグルwww
実際にマイクロ・ドローンを操縦されているところを見せていただきましたが、
本当に滑らかにスイスイと木々の間やメンバーの間をドローンが通り抜けていました。
それはSF映画さながらの風景でしたね、うーーん、近未来!
そしてゴーグル越しに操縦用に映像を見せていただきましたが、
なるほど~と言った感じの解像度で、大きく動いたりゆらゆらと揺れたりするため、
慣れていないと酔ってしまうそうです。
体験体験!!
このあたりもなかなかできない体験ことですよね。
そして質疑応答の時間を設けていただき、
ドローンを趣味にする場合のアドバイスなどもいただきました。
こうして、株式会社アイ・オクトーバー様の見学は終了。
メンバーからは、
そもそも見る機会もないなので貴重な体験ができた。
実際に撮影風景を見ることができてよかった。
カメラワークをいろいろ考えられてよいなと思った。
ドローン操縦には細やかな技術やテクニックがあるんだと知った。
などの感想が寄せられていました。
いやー、最先端の技術を間近で見学させていただき、テンション上がる時間でしたね。
今日は見学のために撮影していただき、これをまた編集してくださるそうなのですが
実はこの編集が一番大変で時間がかかるそうで、予算との兼ね合いを見ながら
時間をかけて良い映像作品を制作することを大切にされているそうです。
準備が大切、そして最後まで丁寧に。
働く上で大切なことを教えていただいた株式会社アイ・オクトーバー様の見学でした。
そんな、株式会社アイ・オクトーバー様が主催されるイベント、
【光と時間 その先に 〜ゆるかわふう京都展2024in和中庵】が
ノートルダム女学院の和中庵にて3月14〜3月20日まで行われます。
これは光彫り作家ゆるかわふう氏が考案した光彫りという断熱発泡剤を使った
オリジナル技法で描く、幻想的な光の世界で京都では初めての開催だそうです。
実に興味深いですね。
ご関心を持たれた方はこちらのHPをご確認いただき、是非、足をお運びください!
映像制作だけではなく、様々な形で「魅せる」を生業にされている
株式会社アイ・オクトーバー様、今日はお忙しい中、
見学させていただきありがとうございました!
メンバー、スタッフともども貴重な経験を時間をいただきました!
今後ともよろしくお願いいたします!
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