昨日はひきこもり当事者の家族会でした。
- 乙訓もも
- 3 日前
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昨日は5月の第4火曜日。
毎月開催している乙訓もも主催のひきこもり当事者の家族会でした。

この家族会は月1回、乙訓ももにご相談されている当事者ご家族にお越しいただき、
それぞれご家族のの近況や、今の思いなどをお話していただくために開催しています。
昨日は1名の方のみにご参加でした。
今、抱えていらっしゃる不安や心配事、困っていらっしゃることもお話しいただき、
辛い気持ちや心の負担を足元に下ろしていただけるよう耳を傾けさせていただいています。
お話いただい内容でご本人のちょっとした変化が見える場合もあります。
そういう場合、支援の糸口が見つかるかもしれませんので、ご本人との接し方などに
ちょっとしたヒントや考え方の転換などをお伝えすることもあります。
当事者本人に変わってもらうためには、まずご家族から関わり方を変えていただき、
関係性を作り直していくことが必要です。

昨日の家族会はJR長岡京駅前のバンビオ6階和室で行ないました。
落ち着く雰囲気ですね。
そういった意味で、このひきこもり当事者の家族会には今京都府家庭支援総合センター内の
脱ひきこもり支援センターから早期支援特別班の職員の方にお越しいただいており、
アドバイスや質問に対する回答などをいただいています。
当事者にとって一番身近な存在がご家族で、家族だからこその悩みを抱えておられます。
時間だけが過ぎ、なかなか状況が変わらないということも少なくなく、
将来への不安が募ったり、ご本人の今後をお考えになると焦りをお感じになられたり
日々、思い悩まれているのが実情です。
自分自身を責めてしまう。。。
そんな気持ちを内に秘めていらっしゃるご家族も多いのではないででしょうか?
そんな方々が悩みを抱え込んで孤立されないように、繰り返しになりますが、
少しでもしんどい気持ちをこの時間だけは足元に置いていただき、
辛く、苦しい気持ちを吐露していただけるように努めています。

また、他の当事者ご家族とお話しいただくことで、
しんどいのは自分たちだけじゃないんだと思える、
互いを労ったり、気づきがあったり、共感しあえたりすることもあります。
当事者ご家族も今までの歴史やそれぞれのお考え、取り巻く環境も様々です。
当事者ご本人とそのご家族にも今まで育んでこられた関係性や文化がありますので、
お互いを尊重していただき、互いの話に耳を傾けていただきたく思います。
乙訓ももでは毎月1回、第4火曜日に当事者ご家族の会を開催しています。
見学は事前にご連絡いただいた上で、参加されているご家族と相談の上、
対応させていただきます。
まずは、乙訓ももにご相談いただければと思います。
ご連絡先は乙訓もものHPをご確認ください。

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