top of page
執筆者の写真乙訓もも

昨日は京都府地域包括・在宅介護支援センター協議会の研修でお話しさせていただきました!

昨日は午後から大山崎町社会福祉協議会さんに伺い、

京都府地域包括・在宅介護支援センター協議会令和4 年度 第 1 回乙訓グループ 研修会で「ひきこもり支援に対する連携とこれから」というテーマで講師としてお話しする機会を

いただきました。















この研修は乙訓圏域の地域包括支援センターの職員の方々向けということで、

ひきこもり状態のある方々の中でも地域包括支援センターの方々が直面する8050問題にクローズアップして企画されたもので、


・乙訓ももの取り組み内容

・高齢者と引きこもり家族への 支援方法 と連携、 地域包括支援センターに求める役割

・乙訓圏域の自治体の引きこもり支援の現状、重層的支援体制整備事業との関連性

という盛りだくさんの内容でお話しさせていただきました。















会場の大山崎社会福祉協議会さん。



乙訓圏域は長岡京市・向日市・大山崎町の2市1町で構成されていますが、

それぞれの地域の特性や実情などにより、ひきこもり状態にある方の支援でを

2市1町で足並みを揃えることはなかなか難しいのが現実です。


その中で昨日のような場でお話しさせていただいたことはとても有意義なことで、

貴重な機会を与えていただいたと感じています。


昨日ご参加された方の中には乙訓ももの活動を初めて知ったという方ももちろん、

おられたと思います。




今日の質疑応答でも感じましたが、各自治体に複数ある地域包括支援センターでも

8050問題に相当するケースはかなり増えているとのことで、

今後どのように対応していけばよいかみなさん頭を悩ませておられました。


まずは当事者ご家族(地域包括支援センターの皆さんにとっては利用者の方ですね)と

どのように接するのがよいか、当事者に接することが可能ならどのような対応が望まれるか

どのように乙訓ももなどの支援機関や行政の窓口につないでいただけばいいかなどを

お話しさせていただき、すでに地域包括支援センターさんと連携してひきこもり当事者へ

アプローチしているケースもあり、事例を通してどのように動いていけばよいかも

説明させていただきました。


また市町村によっては今後進めていかれる重層的支援体制整備事業との関連性についても

国から出されている資料を元に大枠をお伝えさせていただいた後に行政の各担当課と

地域の支援機関や様々な社会資源が連携する架空事例を作って説明させていただきました。






これまでひきこもりに関する学習会の進行や民生児童委員さんの定例会、または

見学に来られた方々にお話しすることは多くありましたが、

高齢介護分野の方々向けてお話しするのは初めてのことでしたので、乙訓ももにとって

なかなかのチャレンジとなった研修講師の仕事でした。



とはいえ、すでに地域包括支援センターさんと連携しているケースもあり、

事例も交えながらお話しさせていただき、質疑応答では現場での対応についてや

ケースの相談など皆さんがひきこもり状態にある方の問題に日々直面しておられ、

真剣に向き合おうとされていることにとても心強さを感じました。


この8050問題は当事者はもちろんのこと、社会にも大きく影響する重大な問題ですので、

皆さんと連携しながらご相談に対応していきたいと考えています。












そしてこのことは来年2月に立ち上げる乙訓圏域でのひきこもり支援ネットワーク会議

「乙訓絆サークル」にもつながってくることでもあります。


乙訓地域で地域課題である「ひきこもり状態である方」の支援を考えていく関係を作り、

それをもって連携して支援を行ない継続していくことができれば。


「乙訓絆サークル」が乙訓地域のあらゆる社会資源に関わる人にとって居場所になるなら

その顔の見える関係性や集まり、そして仕組みはきっと文化になるのではないでしょうか?


来週はその乙訓圏域でのひきこもり支援ネットワーク会議「乙訓絆サークル」を運営する

コアメンバーが初めて集結しHUB会議を行う予定です。






いよいよ「乙訓絆サークル」が始動しますよ!


皆さんのお力を、どうぞお貸しください!

よろしくお願いいたします!






閲覧数:15回0件のコメント

Comments


bottom of page