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執筆者の写真乙訓もも

月曜日は就労準備支援事業の日。本日から新プログラム開始!


連休が明けて月曜日。

今週も始まりましたね。


月曜日の乙訓ももは就労準備支援事業をの日。

生活困窮者自立支援制度の中の事業で就労支援を行なっています。


法人内の就労継続支援B型事業所バスハウス(こちらは障害福祉サービスの制度です)で

竹ピンという布の染色工程で使用する小さな竹ハサミを製作する作業に取り組むメンバー。



細かな作業でとても集中力が必要ですが、メンバーの得意と特性を活かして

毎週月曜に欠かさず取り組んでいます。


そして、本日より期間限定で新プログラムを開始しました!


そもプログラムとは、




どっせ~~~!まき割りです!!



とはいえ、こんな斧を使うやり方ではなく油圧式のまき割り機を使って行ないます。






















ご指導いただいたのはフリーランスで林業などを生業とされている

「やまから屋」の井澤さん。



乙訓ももの社会参加事業で牧割りのワークショップでもお世話になっています。



あるメンバーから体を動かすプログラムに取り組んでみたいとの希望が上がり、

いろいろ検討した結果、井澤さんにまき割りプログラムをお願いすることにしました。


今日はプログラム初日ということで木材の搬入と環境設定を行ない、

井澤さんからまき割り機の使用方法、注意点やポイント、安全確保などをご教授いただき

実際にまき割りを行ないました。





















お手本を見せてくださる井澤さん。


スキーのストックのように持っている棒を前後に動かし油圧式でジャッキを動かして、

先端の三角形の金属部分に木材を押し付けて割るという仕組みになっています。


また右手の棒はストロークが小さくなっており少ない力で動き、

左手の棒はストロークが大きいので大きな力が必要になるように作られています。



木目に沿って三角の頂点が入るようにできるだけ力のロスがないように木材を置き、

最初は右側の短いストロークで何度も棒を動かして割れ目を入れていきます。



この時にメキョメキョ!というような気持ちの良い音がするのが結構快感ですwww



ここまで割れてくれば左側の棒を使って短いストロークでも大丈夫。



コツさえつかめば、このようにどんどん割っていくことができます。

でも、まぁ、体力は必要です。






















そして出来上がったまきは用意された針金のわっかにうまく収まるように詰めていきます。


これが結構難しい。

まるでパズルのように組み合わせを考えながら、時にはきちっと収まるように出来上がった

牧を細く割ったり、でっぱりを落としたりしながら「柵」に仕上げていきます。






















ガサガサにならないようにできるだけきっちり詰めて柵にします。

いろんな大きさのまきがあるのが理想です。



このような感じで今日は初日ということで90分間これらの作業に取り組んでもらいました。












いやー、なかなかの運動量で体力を使いました。










しかも今日はまた夏が戻ってきたかのような気温で、いい汗をかきましたよ。
























メキョメキョ!


当初の予想以上にスムーズに作業されたのでプログラムは順調に進行しました。






















ということで、今日の仕上がりは12柵でした。


初日としてはかなりいい数字ですね。


このように乙訓ももでは定番の就労プログラムの他に、利用者さんの意向や希望に沿って、

支援計画に落とし込めるような新しいプログラムを行なっています。



そこに地域の方の力をお借りして地域連携を進めています。


ちなみに今回のまき割りは長岡京市からの仕事を井澤さんから提供いただき、

長岡京市の西山の木を使ってまきに仕上げており、長岡京市でまきストーブを

使用されている方に販売されますので、まさに地産地消のプログラムを言えますね!


今週は新プログラムからスタートいたしました乙訓もも。



明日は社会参加事業の日で居場所づくり。


そしてひきこもり当事者家族の家族会を開催します。


今週もどうぞよろしくお願いしますっ!

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