本日は第一金曜日ということで、就労準備支援事業の特別プログラム、
SSTプログラムをメンバーに受講してもらいました!
SSTとは、Social Skills Training(ソーシャルスキルトレーニング)のことで、
さまざまなプログラムを通して対人関係など社会生活に必要なスキルを身につけていく
プログラムのことで、就労移行支援事業所ディーキャリア烏丸御池オフィスさんより
講師をお招きしてSST講座を開催しています!
今日の講義内容は「企業の求める人材像」。
おおー、なんだが、グッと就活っぽい感じですね。
今日の講義の目的は、
就労に向けた選択の幅を広げ、適切な意思決定を行なえるようになることで、
講義のゴールは、
①企業がどんな人材を求めているかを知り、定着できる就職先を選べるようになる。
②障害者雇用での退職理由を知り、対策を立てられるようになる。
ここで障害者雇用と出ていますが、退職の理由に障害の有無はあまり関係ないそうです。
今日のテーマの企業が求める人材像ですが、まず前提として企業は、
企業に利益をもたらしてくれる、あるいは不足しているところを補ってくれる、など、
働いてもらってメリットのある人を採用するということです。
ま、あたりまえですね。
この前提を踏まえた上で、企業から求められている能力は、
・コミュニケーション能力
・行動力
・積極性
・問題解決力
・協調性
・誠実さ
・継続力
の7項目で、このそれぞれの能力で仕事に直結する能力は何かをワークで発表しあい、
この7項目をどのような訓練を通して学ぶのかを教えていただきました。
次に長く働きやすい環境づくりのためには何が必要かを講義いただきました。
それは、
「信用・信頼」=社会力 挨拶・ルールやマナー・報連相・コミュニケーション能力
「自信」=自己管理能力 生活リズムとストレス管理・症状や特性の自覚・性格の理解
そして、退職の理由は
やはり職場の雰囲気や人間関係、賃金や労働条件への不満、体力・意欲が続かない、
仕事内容が合わない、などが挙げられました。
この退職の利用を知り、対策を打つことでマッチングした就職先を選べる確率が
アップするんですね。
そして企業が重視する要素を具体化したものをお話しいただきました。
そして、最後に企業が求める人材とは、ということで、
・生活リズムが一定である、つまり勤怠が安定している
・自身の特性を理解し、受容と対処ができている、これは自己理解
・わからない時は、わからないと伝えられる、いわゆる発信
この3つができる人ということでした。
やはり、企業も継続的に働いてもらい、社員の理解も進めながら成長を促し、
利益追求に貢献してもらえる人材を求めていますものね。
利益追求という言い方は少しいやらしく聞こえるかもしれませんが、
今日はこんな言葉をお伺いしました。
「赤字経営は社会悪である」
企業は黒字経営を目指しますが、黒字であれば税金を納めなければなりません。
赤字であれば税金を納めることができないわけです。
黒字経営で税金を納め、それを世の中に役立ててもらうことができる。
これが企業の基本的な社会貢献の姿だということでした。
今ではSDGSなど企業の社会貢献も一般的になりましたが、税金を納めることも
大切な企業の役割ですものね。
そして、コミュニケーション力はどの内容でも必要とされていましたし、
やはり「挨拶」。
これができるかどうか、企業は重要視しています。
もちろん挨拶の仕方もありますし、挨拶一つとってもなかなか奥深いものですよ。
今日は情報量がいっぱいの講義でしたが、一つひとつをトレーニングやプログラムを通して
身につけていき、自分にマッチした就職先と出会えるように進んでいきましょう!
本日は就労準備支援事業の特別プログラム「SSTプログラム」でした!
ありがとうございました!
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