乙訓ももが取り組んでいる実効的なひきこもり支援のネットワーク会議。
それは乙訓地域を中心として領域や分野を越えてあらゆる社会資源の方が集まり、
ひきこもり支援においてチーム支援を可能とするための顔の見える関係性を作り、
同時に支援者たちが疲れてしまわないように気づきや学びを得て癒しとなるような場。
それが「乙訓絆サークル」です!
その「乙訓絆サークル」の第5回を2月6日に開催いたします!

今年度は「働く」をキーワードにして開催しており、前回の第4回は8月22日に
滋賀県東近江市にある社会福祉法人わたむきの里福祉会の棒芯 野々村光子さんを
ゲストとしてお招きし、出口支援と呼ばれる「働く」や「仕事」を入り口として
地域の企業と連携した取り組みとそれにまつわる地域づくりについてお話いただき、
グループセッションでは同様の取り組みについて自由な発想で話し合っていただきました。
今回第5回は、既存の制度やルールの中で生きづらさ、働きづらさを抱える人が、
社会や会社のルールに合わせるのではなく、今の自分のまま活躍できるような
新しい働き方を生み出そうとされている一般社団法人NIMO ALCAMO(ニモアルカモ)の
代表理事・古市邦人さんを講師に迎え、その取り組みについてお話しいただきます。

一般社団法人NIMO ALCAMO(ニモアルカモ)さんは大阪でスパイスカレーのお店や
チャイを提供するカフェで、24時間いつ来ていつ帰ってもいい「シフトフリー」や
見た目問題を抱える方などが姿を見せずに働ける「アバター接客」などを実践されており、
「これまでだったら「直せ」とか「出来るようになれ」と言われてきた正しくないことを、「そのままでいいよ!」と言ってしまうような、
正しさを基準にルールをつくらず、人に合わせてつくってみよう、未来の働き方をつくる、WORK RULE SHIFT KYOTO」というプロジェクトも現在京都で展開されています。

古市さんにこれら一般社団法人NIMO ALCAMO(ニモアルカモ)さんの実践例を
ご紹介いただき、なぜこのような取り組みをするに至ったかや、その実践のポイントに
大切にされていること、そして課題などをお話しいただく予定です。
後半のグループセッションでは、前半の古市さんの講演を受けて、
既存の制度やルールの中で生きづらさ、働きづらさを抱える人が今のままで、
社会参加したり働くことができるようになるには社会のルールをどのように変え、
どう解釈すればいいか、さらには自分たちならどんなことができるのか?という趣旨で、
みなさんに肩書を下ろしていただいて、忌憚なく話し合っていただきます!
また、今回の「第5回乙訓絆サークル」には新しい社会資源の方も多く参加いただけそうで
乙訓ももがつくるひきこもり支援のネットワークは従来より広がっていますよ。
何かしらの生きづらさを抱えてしまったひきこもり状態にある方に
ひとり一人にマッチしたオーダーメイド型の支援を提供できるように、
日々現場に立つ支援者に元気と応援を送るために、さらには地域づくりを目的として、
「第5回乙訓絆サークル」は2月6日午後に開催予定です!
乞うご期待!

*ご参加は乙訓ももの連携先と限らせていただいておりますので、
何卒ご理解いただきます様、お願い申し上げます。
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