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  • 執筆者の写真乙訓もも

今日は錫の豆皿作りのワークショップでした!

更新日:2021年11月4日


火曜日は社会参加事業の日。

地域へ一歩踏み出していただくための居場所づくりを行っています。


今日は乙訓ももを飛び出し、別会場でワークショップに参加していただきました。













本日は「錫の豆皿作り」のワークショップ!!














講師はこの方、錫の師匠こと中元さん。

中元さんとはショチョー・フジタが数年前に前職場でうめだ阪急の「古墳・はにわフェス」に出店した際にご一緒させていただいたのがきっかけで昨年度末にシルクプリントの

ワークショップをお願いした寝屋川の「NEFNE」さんともつながりのある方で、

大山崎町でもこのようなワークショップを不定期に開催されています!


錫というのは金属の中でも軟らかく形を変えやすいため加工に適しており、

よく知られているのはハンダ付けで鉛と混ぜて使用していたものです。


今回は錫を扱う初級編ということでトントン叩いて作る豆皿づくりに

みんなにチャレンジしてもらいました!



その工程は以下の通り!

師匠手作りの解説図ですよ!





まず皿板を鋼鉄の台の上で軽く周囲を内側に曲げていきます。

ハンマーでたたく目安をつけるイメージでしょうか。

お皿の縁の部分を作るためですね。




そして曲げた内側をトントンとハンマーで叩いていき、

回してできるだけ均等になるように叩き続けます。


この時に強く叩きすぎると錫が薄くなり割れてしまったり、破れてしまうこともあるので

注意しながら力加減を調節して叩いていきます。




さらに、槌跡というのですが、ハンマーで打った跡がきれいに見えるようにできるだけ

均一に、そして整然と打っていきます。


これは本当に難しいです。


そして深い皿を作りたい場合は縁が立ち上がるように打っていき、自分の思う形の皿に

打ち延ばして形を整えていきます。


錫のいいところは多少失敗しても柔らかいので手で修正できるところなので、

慎重に作業していけば後から形を調整することができますね。





ここから縁に丸みをつけるために叩き、縁にできる錫が尖って出てしまった部分、

いわゆるバリをやすりを使って削っていきます。


こうすることで触れても痛くないように加工するわけですね。


そして水を使って金属タワシで磨くことで汚れを落とし、艶消しを行います。




最後に水を拭き取りスプーンの丸い底部分を使ってこすり、

表面を平滑にして縁などを光らせて出来上がり!です。



さー、みんなどんな感じでしょうか!?



まずは縁を曲げていき、









トントントントン、

リズムよく叩いていますね。







この力加減とできるだけ均一に叩いていくのがポイントですね。
























みんな集中して叩いています。一心不乱です。

会場にはトントントントンという音だけが響いていましたwww

















こんな感じかなぁ・・・

もうちょっと叩こうかなぁ・・・














中元さんも一人ひとりをしっかり見て下さり、その場その場でアドバイスされ、

とても丁寧に教えてくださいました。




















そして縁にできたバリを取っていきます。

















滑らかになったか、しっかり触って確認してます。

これ大事!さすがですね。

















スプーンを使って光らせたい部分をこすっていきます。

さぁ、最終仕上げの段階ですよ♪


















そして全員が仕上げを完了。


このへんで自分としてはいい感じ!というところで終わり。

そうしないとキリがないようですよwww



最後は出来上がった豆皿に花を飾って完成です。










その際に錫で作ったヒモを花の茎に絡ませて豆皿に置くのですが、

これがなかなか細かい作業でしたので、メンバー同士で助け合うシーンもありました。


いい感じですねーーー☆




というわけで、全員完成!


思い思いに花を選んで飾ってみました。


いやー、みんな予想よりいい仕上がり!うまいです!!

それに集中力スゴイ!


ちょっとびっくりしました。

















今回、つながりから講師を引き受けて下さいました錫の中元師匠。

とても丁寧にやさしく教えて下さり、いい経験ができたとメンバーも喜んでいました☆


何より自分の作業したものが形になっていくのは楽しい経験です!



そして錫の感触を体感できたのも面白かったんじゃないでしょうか。


また錫のブローチづくりなどのワークショップもお願いできればうれしいですね!



というわけで、錫の師匠・中元さん、今日は本当にありがとうございました!


乙訓ももでは月1回程度、このようなワークショップを行い、

メンバーに様々な体験・経験をしていただく機会を提供していただいています!


今月はもう1回、ワークショップを行う予定ですよ!



火曜日に行っている社会参加事業のワークショップ。

今日は錫の豆皿づくりでした!









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