昨日は基礎的就職支援事業で企業見学に行ってきました!
お伺いしたのは京都は上京区にある「西陣麦酒」さん。
「西陣麦酒」さんは特定非営利活動法人HEROESが構えてらっしゃる
クラフトビールの醸造・販売をおこなっているマイクロブルワリーです。
現在5種類のクラフトビールを醸造・販売されていて、
どれも個性的でクラフトビール好きにはたまらないラインアップ。
この画像は3種類です・・・
特に柚子の苦みとビールの苦みが絶妙にマッチした「柚子無碍」は
「西陣麦酒」さんの第1号ビールであり、今でも人気商品です。
クラフトビールとは小規模な醸造所がつくる多様で個性的なビールを指しますが、
「西陣麦酒」さんもこじんまりしたスペースでビールを製造されていて、
麦芽とホップを一緒に混ぜ合わせて煮沸し、
それぞれの栄養素に分解する「糖化」する工程を拝見しました。
糖化した後は、麦汁を濾過し、煮沸、冷却して仕込みの工程は終了です。
その後は熟成、充填し閉栓して出来上がりとなります。
醸造所を見せていただいた後は、
特定非営利活動法人HEROES 理事長の松尾 浩久さんに
同法人を紹介する動画を使って説明していただきました。
丁寧に説明していただいた後は質問タイム。
どうしてクラフトビールの醸造を始めることになったのか?
品名はどのようにして決めているのか?
苦労話や商品誕生秘話などなど。
興味深い話をお伺いすることができました。
また「西陣麦酒」さんは障害のある方が通所されている事業所でもあります。
ビールを製造されているのも通所されている方で
みなさんの得意や取り組みたい!という気持ちを大切にして、
担える役割をもってクラフトビールの仕事に関わる機会を提供されており、
とても参考になり学ぶところが多かったです。
ラベル貼りもこのような機器を使って。
ビールにつけるタグ作りも仕事になっています。
いろんな人が関わって作られている「西陣麦酒」さん。
とにかく作られているビールがどれも美味しい!
そして大谷大学と協働し京都市北区中川地区で栽培された「まんま茶」を使ったビールを
開発、さっぱりした口当たりの、お茶の風味が爽やかな「京都・中川まんまビーア!」として販売されています。
こちらは地域福祉活動の一環として誕生したビールなんですね。
HEROESに関わる全ての方々が、その人らしい人生が送れるように寄り添い共に歩み、地域社会での多様な生活の実現を目指しておられる特定非営利活動法人HEROESさん。
美味しいのはもちろん、
独自性があってしっかりした商品を届けていきたいという「西陣麦酒」さん。
見学したメンバーもクラフトビールの醸造所を拝見することができたことが楽しく、
障害のある人と働くことに興味を強く感じたようで、有意義な企業見学になりました!
ひとりひとりが、その人の人生の主人公(ヒーロー)
「西陣麦酒」さん、お忙しい中ありがとうございました!
これからも素敵なビールをいただきます!www
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