昨日は南丹圏域でのひきこもり支援ネットワーク会議に伺ってきました。
乙訓地域でひきこもり支援ネットワークづくりを進めていくために、
今年3月に開催した支援者交流セミナーで南丹圏域の学びの森の北村先生と
総合生活支援センターしょうかえんの和田センター長(当時)をお招きして
これまでの活動についてお話をお伺いしました。
そこで南丹圏域では7年前からすでにネットワーク会議を開催しておられると知り、
どういったものか参考にさせていただくために見学に伺ったという流れになります。
このネットワーク会議は医療、教育、福祉、雇用など様々な領域から構成されており、
それぞれがそれぞれの立場をいったん横に置いて、立場や垣根を越えて話し合うことで、
柔軟で自由な議論はもとより支援者同士で顔の見える関係性ができあがっていくそうです。
そうすることで、このケースにはあの人に相談してみよう、
あの人にも声を掛けてみたらいいかな、と気軽に連携しあえる関係性が出来上がって
いくそうです。
そしてひきこもり支援は個別性が高く、時代の移り変わりの中で、
支援者が支援の答えを見い出せない、持ち得ていないことを自ら問う場でもあり、
異なる領域の方と場を共有し話し合うことで多様な意見や考えに触れ、
知らないうちに出来上がっている自分の考えや枠組みを解体する場でもあるそうです。
今回ネットワーク会議に伺っただけでなくグループワークにも参加させていただきましたが
確かに肩肘張らず、自由に忌憚なく話し合われていました。
このような場を乙訓地域ではどのようにつくっていくのか、どのようなネットワーク会議を
目指していくのか今年度いっぱいかけて考えていきたいと思います。
今回、お世話になった皆さま、学びの森の北村先生、ありがとうございました。
今後ともよろしくお願いいたします!
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