今週も始まりました、乙訓ももの月曜日は就労準備支援事業の日です。
拠点の駄菓子屋は定休日でしたが、メンバーたちは就労プログラムに取り組みました。
今週は地域の店舗での実習の最終週です。
ラストの今週は週3日の実習となっており、
最終日に店舗の責任者さんと一緒に振り返りを行なう予定です。
今週は就労準備支援事業でメンバーと一緒に他機関の見学も予定しており、
忙しい一週間になりそうです!
さて、その就労準備支援事業の特別プログラムで先週の1月20日の土曜に
キャンパスプラザ京都で開催された「みらい手プロジェクト」に
メンバーと一緒に参加してきました!
この「みらい手プロジェクト」は、
いつもお世話になっている一般社団法人京都中小企業家同友会の
ソーシャルインクルージョン委員会が主催の「働くための一歩」を応援するイベント。
イベント名にある「みらい手」とは、
みらいをつくる手、みらいの担い手、という意味が込められています。
この「みらい手プロジェクト」は、
株式会社絆(就労継続支援A型事業所)、VARIP(猫×人サポート事業)、
グリーンスペース株式会社(リサイクル業)の経営者の方たちが順に登壇され、
会社の紹介となぜその仕事をするようになったのかや、仕事に対する思い、
そして働くとはどういうことかなどを参加者に向けて語ってくださいました。
どの経営者の方も様々な思いを持って会社を経営されており、
従業員の方を始め「人」をとても大切にされていることがわかりました。
また登壇された会社の従業員の方が前に出てお話された時間もあり、
その誠実で包み隠さず話されている姿がとても印象的で、
登壇された会社の姿そのものなんだなと感じました。
社長のお話には含蓄がありますし、
苦労されてきたからこその思いや信念を知ることができます。
働かれている従業員の忌憚のなない素直な言葉には働くリアリティーが溢れています。
これらを伺うだけでも知見が深まりますし、良い経験の場になっているはず。
まずは自分の物差しを捨て、他者の話に耳を傾けてみる。
そこに学んで知る姿勢が生まれるように思いますし、
それが働くにつながっていると強く感じました。
そして、社長さんからのお話の後に、グループに分かれて交流会が開かれ、
当事者の他、他の企業の経営者や支援者も参加してざっくばらんに話し合いました。
乙訓もものメンバーもそれぞれのグループで質問をし、
関心を持った会社があったようで、参加してよかったと話していました。
では、見学の調整をしてみましょうかね。
参加した当事者からは、
「知ることから始めようと思った」
「好きを仕事にされていることに勇気をもらった」などの感想が寄せられました。
このような当事者と支援者、そして企業との交流会が企業側からの提案で企画され、
開催されていることに大きな意味を感じますし、とても貴重な機会だと思います。
支援者側としては当事者の声をもっと届けて、
このような場を継続開催していただきたいと思っています!
地域は領域を越えてつながり合い、変わってきています。
この変化を大切にして、新たな動きを作ってくこと。
それがこれから求められるものだと確信しました!
「みらい手プロジェクト」に参加させていただき、ありがとうございました!
また運営された委員会の皆さま、お疲れさまでした!
今後ともよろしくお願いいたします!
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