top of page
  • 執筆者の写真乙訓もも

改めまして、昨日の「しんやさい京都」さん見学・体験の模様です!

はい!

昨日はちょろっとだけお伝えいたしました職場見学。


改めて、昨日の模様をご報告したいと思います!



昨日は基礎的就職支援事業のプログラムで京都府久御山町にある

しんやさい京都」さんに伺いました!
















今回の職場体験に参加したメンバーは4名。

火曜日に行っている社会参加事業での居場所づくりのプログラムを経て、

就労への関心を持ち始めたメンバーも参加してくれました!
















はい、こちらが「しんやい京都」さんです。

















そして今回案内いただいた「しんやい京都」石崎社長です!




しんやい京都」さんとは先日開催した「乙訓ミニ企業交流会」を主催した

「乙訓就労支援ネットワークたけのこ」を通じて出会うことができました。




今年度1回目の職場体験、まずは畑の中にある「しんやさい京都」さんのオフィス、

通称「畑のオフィス」で石崎社長のお話からスタートいたしました!



















用意してくださったパワーポイントの資料を使って説明して下さる石崎社長。






石崎社長ご自身のプロフィールに始まり、

しんやさい京都」さんがどういった

野菜をどのように作っておられるか、

農作業の一つ一つを教えて下さり

そしてどんな活動をされているかを

お話しくださいました!






しんやさい京都」さんは2017年4月より、京都市伏見区向島・淀、久世郡久御山町の

巨椋池干拓地周辺で、九条ねぎ・聖護院大根・金時人参等の京野菜を中心に、

いくつもの畑で多品目の野菜を栽培しておられます。


また京都大学と京都市が開発した新しい野菜 (新京野菜)の栽培にも取り組んでおられます。



ご用意いただいた紹介資料もいろいろ工夫して下さっていて、

とても興味深く話を伺うことができました。











昨日も社員の皆さんは九条ネギの作業に

一生懸命取り組んでおられましたよ。












このような「しんやさい京都」さんについてのお話をお聞かせいただいた後に、

石崎社長から6つの体験プログラムをご提案いただき、その中から3つのプログラムを

体験させていただきました!



まずは一つ目。






















万願寺トウガラシの収穫です。


秋と言えど日中はなぜかまだ暑い今日この頃。

ビニールハウスの中はけっこうな暑さでしたが、石崎社長に収穫の仕方を教わりながら

みんなで万願寺トウガラシを収穫しました。




みんなで手分けしてどんどん万願寺トウガラシを採っていきます。

これがみんな、なかなか上手で、パッチンパッチンとリズムよく音を立てながら

ハサミを使いカゴに万願寺トウガラシを入れていきます。


収穫していると赤い万願寺トウガラシがあったのですが、こちらを試食させていただくと

なんと!甘くてみずみずしい!まるで果物のような甘さでビックリ!


試食したメンバーも「あまっ!」を連発していましたwww


この赤い万願寺トウガラシ、是非お試しください!










スタッフ・サトウ・・・

怪しすぎるやろっ!www








そしてひとしきり万願寺トウガラシを収穫した後は、車で移動して別の畑へ。




気持ちいい青空。とってもいい気候でした!




2つめのプログラムはブロッコリーの定植作業でした!









はい、

こちらがブロッコリーの苗を植える畑です。




長――――いwww


約60mの長さの畝がいくつもあります。







土はふかふか。こんな場所に苗を植えるのですね♪







こちらがブロッコリーの苗です。



こういった育苗も作業の一つです。
















このブロッコリーの苗を畝に2条・30センチ間隔で定植していきます。

作業は二人一組で行い、一人が30センチごとに目安の穴を手で掘り、

もう一人がその穴に苗を植えていきます。


どの作業も腰をかがめて行いますので、すぐに腰が痛くなってきますし、

苗を植える作業は苗が入ったセルトレーと呼ばれるものを片手で持ちながら

作業を行うため、だんだん腕がだるくなってきたりします。



たいへーーーん!



それでもメンバーは声を掛けあって役割を交代しながら黙々と取り組み、

一畝を最後までやり切りました!












お疲れ様でした!



空キレイ!












そしてそこからさらに移動し、3つめ、最後のプログラムは長ナスの収穫体験でした!







こちらの長ナスは「ふわとろ長ナス」と

呼ばれており、その名の通り火を通すとふわふわのトロトロになる長ナス!



スライスしてフライパンを使い

バター醤油で炒めて花かつおを

乗せて食べると、


もう最高!!


ああっ、よだれが!www





ナスは油をよく吸収するので、ホントおいしくなりますよね!

その中でもふわとろ長ナスは食感や舌触りも良く絶品ですよ!



こちらもサイズや状態など収穫のポイントを教わりながら、みんなで収穫。









ひとり最低20本というノルマもいただいたのでwww

みんなでがんばって収穫しました!
















おおーーー、

しっかりがっつり収穫しましたねー!


















そして長ナスの畑で、

最初にレクチャーしてくださった

接ぎ木の説明もしていただきました!





やっぱ百聞は一見に如かずです。


この接ぎ木は互いの長所を組みあわせて

行う農家さんの知恵・工夫なんですね。






これで充実の体験プログラム3つが終了。

予想以上にメンバーが集中して全ての作業に取り組んでいたので、感心しました。


農作業が向いているメンバーもいそうだなぁ・・・



そして畑のオフィスに戻り、振り返りを行いました。








振り返りでメンバーからは

「全て楽しかった」

「いろんな知識を得ることができた」

「農業の大変さを少しだが知ることができ、

野菜をしっかり味わって食べようと思った」

などなど。


率直な感想がいくつも出てきて、

それは体験したからこそ紡ぎ出された

生のままの言葉のように思えました。



最後に石崎社長がご自身のプロフィールから、

プロ野球選手を目指していたがそれが叶わず、

警備員の仕事に就き、今は農業を仕事にしている。


これもすべて縁がつながった結果なので、みんなも「つながり」を大事にしてほしい。


そしてタイミングを逃さず大切に、何事にも取り組んでみる!という

前向きな姿勢を持ってほしい。



と、メンバーにメッセージをくださり締めくくってくださいました。



明るいお人柄で、気さくに接して下さる石崎社長。


様々なご苦労があったかと想像しますが、

今回の職場見学で農業の、農家の醍醐味をストレートに伝えて下さったように思います。







しんやさい京都」さんは、

京都市南区にある元銭湯を利用した

コワーケーションスペース九条湯で

収穫した野菜を使ったランチを週1回

提供されていたり、









これは特製ふわとろ長ナス餡の和風天津飯です。

こんなん絶対美味しいやん(^^♪




規格外の野菜が揃うフードロス対策市場「九条わけありマルシェ」に出店されるなど、

活動の幅をどんどん広げておられます!



また毎週月曜日〜金曜日9時〜16時で直売所を開設されていたり、

雇用面では障害者雇用も積極的に行っておられ、地域に、社会に何が必要かを感じ取って

事業展開されておられる「しんやさい京都」さん。




メンバーにとって10年後の自分の姿や将来を考え、イメージしていく上で

今回の職場体験はとても良い機会になったのでは・・・


見学を終え帰路に着いた車の中で心地よい疲れを感じているみんなの

清々しい表情を見て、そう強く感じました。




やりたいことはいっぱいある!と笑顔で話しながら、

最初から最後までとても丁寧に対応下さった石崎社長、本当にありがとうございました!


心よりお礼申し上げます!


そして、今後ともよろしくお願いいたします!!





















閲覧数:132回0件のコメント

最新記事

すべて表示

Comments


bottom of page