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執筆者の写真乙訓もも

新プログラムはプランターで自然農!

先週のとある日、朝早くからスタッフ全員で畑へ行ってきました!

















どーですか!?この畑!!


草が生い茂っていますよねwww


ここはウメちゃんこと梅原 弘行さんの京都・洛西にある畑!


梅原さんは奈良御所及び京都洛西で自然農を営んでおられる方です。


梅原さんが取り組んでおられる農法は自然農といい、

農薬や有機肥料・化学肥料を⼀切使⽤せず、畑を耕さずに雑草も抜かない

(そもそも雑草という発想がない)、虫も殺さない農法です。


例えば山にある柿の木は肥料も農薬も使っていないですが、実を実らせますよね。


ああいう自然の状況を畑で再現し、土や微生物、そして野菜本来が持っている力で

作物を栽培していく農法です。





















今年度は就労準備支援事業でプランターで野菜の栽培を行う予定で、

それを自然農でやってみよう!ということでこの日はプランターでの自然農を

ご教授いただくために梅原さんの畑にお伺いしたのです!


















自然農について説明くださる梅原さん。

相変わらず怪しい格好のスタッフ・サトウ。




















梅原さんの畑は草がいっぱい。虫もミミズもトカゲもいます。

そう。この畑には命がいっぱい存在しているんです。



その命の育みの中で作物を育てていくんですね。


またこの日、梅原さんに教えていただいたことは

空気中の気体の約80%を占める窒素は気体のままだと人はどうすることもできないですが、マメ科の植物は窒素を取り込むことができ、さらに土中に固定することができるそうです。


そして土中の窒素を植物が吸い上げることで植物が成長したり、実をつけたりするのです。それは窒素化合物の代表が「タンパク質」だから。


成長した植物を草食動物が食べ成長し、

その肉を肉食動物や人が食べることで、その動物や私たちは生きているのです。



いつも雑草と考えているカラスノエンドウが土中に窒素を固定してくれたり、

土中の微生物が枯草や虫の死骸を分解してくれ土を元気にしてくれたり、

自然の力を引き出して栽培するのが自然農ということになりましょうか・・・



















この自然の循環を、その恵みをプランターという小さな箱の中で再現してみよう!

そんなプログラムです。もちろん野菜栽培というのが目的ですよ!



梅原さんはこの自然農プランター講座も開催しておられ、

自宅で簡単にできる自然農を広めておられます。



それは子どもたちに安心できる野菜を提供したいという気持ちからで、

東日本大震災をきっかけに前職のIT関連の仕事を辞め、真逆ともいえる自然農の世界へ

飛び込まれた異色の経歴の持ち主なのです。





















もちろん畑での自然農の普及にも努めておられますよ!


朝早くにお伺いし自然農でのプランターづくりの手ほどきを受けましたので、

今後は同じようなプランターをメンバーと一緒に用意していきます。



そして実際に苗を植え、栽培していきますよーーー












ただ単純に野菜を栽培するのではなく、プランターの中で自然の、命の循環を再現することでメンバーにどのような影響が出てくるのか、はたまた何にも起こらないのかwww


まさに小さな宇宙であるプランターづくりにこの1年は取り組んでみようと思います!


今後このプランター自然農についてはこちらのブログで経過報告させていただきますね!


そして畑を見学した後は、畑の近くにある梅原さんがつくられた果樹園も

見学させていただきました!


















こちらの果樹園は定期的に解放されており、お子さん連れのご家族がお越しになって

木登りとか、寝転んだり、ごはん食べたり、虫を捕まえたり

大人も子どもも思いおもいに自然の中で過ごされているそうです。



拝見させていただきましたが、いやー、ホントに気持ち良い空間でした!



というわけで、就労準備支援事業で行う新プログラムのプランター自然農栽培。


どうぞ、お楽しみに!!




























登るなーーーーーーwwww

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