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執筆者の写真乙訓もも

株式会社京和設備さんを見学してきました!

今週火曜日は基礎的就職支援事業のプログラムで地元企業の見学へ。

長岡京市にある「株式会社京和設備」さんにお伺いしてきました!





















この日も会社見学を楽しみにしているメンバーが4名参加しました!


株式会社京和設備」さんは平成23年創業の若い会社で、空調・換気設備におけるダクトの設計・製造・施工を手掛けられており、設計から施工までを自社で行いスピーディーに

お客様に対応されることで顧客満足度を高めておられる建設業の会社です。


ダクトってあまり人の目に触れる機会は少ないかもしれませんが、工場や飲食店には必ず

設置されており給気や排気などを目的としてビル内や屋外に設置された空気の通り道のことを言います。


最近は焼肉屋さんでよく見かけたりしますよね。






















ダクトには角ダクトと丸ダクトがあり、設置する場所により様々な形をした部材があり

それらをつなぎ合わせて空気の通り道を作っていくんですね。




















今日の見学をご対応くださった橋並社長。

まずは社長から会社の説明をしていただき、その後工場内を案内していただきました。







まずは第1工場を見学させていただきました。



工場内に入ると橋並社長が上に向かって

指をさされると、そこにはダクトが!



こういう風に取り付けられてるんですね。


一般的には天井内に収納されているため、

あまりお目にかかることはないのです。







橋並社長の表現をお借りすると、映画のこんなシーンで出てくるのがダクトですwww





第1工場ではお客様からオーダーをいただいた

受注生産のダクトを製造されています。




ロール状の金属板をサイズ通りに切り出して、

寸法通り四角い形状のダクトに仕上げていく、

まさに職人技ですね。









第1工場では溶接や塗装も行っておられるそうですよ。



そして次は第2工場へ。



こちらは既製品としても販売できる丸ダクトを製造されていました。







コンピューターでプログラミングされた

プラズマ切断機で金属板を所定のサイズにカットしていきます。








わお!火花!











次にカットした金属板の汚れを

ふき取って












つなぎ合わせる部分はどうしても厚くなるので、金属板の片側に凹みを付け、

重ねたときに厚くならないようにします。















そして製造するダクトの半径に合わせて

金属板を丸くなるように加工し、













次にステッチ溶接という方法で

つなぎ目を部分的に溶接して

円形にします。







その後につなぎ目をしっかり溶接し、



円形になった金属板の縁の部分を折り込んでいくようにして

複数の円形の金属板をつなぎ合わせていきます。










縁の部分を加工しています。





















これは二つの円形の金属板を

つなぎ合わせているところですね。
















こうして丸ダクトにカーブをつけていくんですね。


























先ほど作られていたダクトが積まれた圧巻の光景!

こちらは既製品としても販売されるそうですよ。











工場内にはいろんな表情のダクトが

置かれておりダクトに使用する金属も様々な種類があるそうです。












わかりやすく、そして親しみやすく話してくださる橋並社長。




丸ダクトの一連の製造工程を見学させていただいた後、事務所へ戻って質疑応答の時間。



改めての質疑応答になかなか質問の出ないメンバー・・・



すると橋並社長から逆質問www


メンバーがリラックスしやすい雰囲気を作ってくださいました。


そのおかげでみんな思い思いの質問を社長にぶつけ、

それらに忌憚のない口調で答えてくださった橋並社長。



「僕は悩まないんです。自分の中で判断の価値観や基準を明確にしているから

 どちらにするか迷うだけで、あとはその基準に従って決めるだけ。だから悩まない!」


「なんでもやってみればいい。それでダメならやめればいい。ただ、やめるときはその理由を明確にして次に進むべき。そうすればその理由を解決すればいいだけだから」


「僕は他人に頼ります。そしてひとに感謝します。自分だけの力では仕事はできないから」


「その人の立場に応じて自分をプロデュースする。こんなことができますよと。

そして振り返り、反省し、成長する。それを短いスパンで行うことが大切」










「わからないことは必ず人に尋ねる。

見たり聞いたりしてわからなかったことは

頭の片隅に置いておくようにする。

そうすることが後々わかることにつながっていく」



「仕事は所詮、仕事。生活のために働いている。

そうシンプルに考えるのがいい。

そうしてまず働いてみることで後からやりがいや

楽しさがついてくる」







「何ごとにも興味を持つこと。そうすれば面白くなってきて自分から動くようになる」


「時間はみんなに平等に与えられている。平等に与えられているものは時間だけ。

だから時間をどのように使うかが大事」



このように橋並社長はいろんな言葉をメンバーにかけてくださいました。


この橋並社長の飾らない、ストレートな語り口のフレーズがみんなにかなり響いたようで

質疑応答の最後や見学終了後の振り返りでは、


「社長がとにかく大らかでユニーク」


「社長の考え方がポジティブで、そう考えればいいのか!

ととても参考になった」


「様々な製造工程の中でいろんな工夫をされていることがわかった」


などなどメンバー全員が社長の生き方や考え方に感銘した様子でした。



株式会社京和設備」さんの経営理念は「みんなに誇れる会社をみんなで作る」とされて

おり、社員の方も一緒に日々成長し支えあう企業を目指しておられます。


会社のHPを見ても社員の方がたくさん登場され、一人一人が主役であるということが

伝わってきて、最近では地元の特別支援学校の卒業生を受け入れられたり、地域に根差して

社会貢献も始めておられます。














社員ひとり一人を大切にし、いいと感じたことは思いついたらすぐ取り掛かる。

そんな社風は橋並社長の前向きでポジティブなお考えから生まれているんですね。


単なる会社見学に止まらず、生きていく上でのアドバイスもいただいた今回の企業見学。



またまた地域の社長さんから学びと気づき多い時間、

そして豊かな経験をする場をいただきました!


ポジティブに生きる秘訣をみんな知ったように思います!






















株式会社京和設備」さん、橋並社長、

今日は本当にありがとうございました!



今日も素敵な企業見学になり感謝です!


さー、次はどこに見学に行きましょうか?

お楽しみに!!






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