先週11月21日(木)の13時30分~15時30分、JR長岡京駅前のバンビオ1番館1階市民活動サポートセンターにて、奇数月の第三木曜に開催している「ひきこもり」について考える学集会第4回(支援者向け)を開催。
「ひきこもりと強迫性障害について考える」というテーマで、「強迫友の会OBRIオブリ」の代表今吉扶美さんにお話ししていただきました。
同会は、強迫症状(OCD)を抱える当事者・家族の自助グループで2001年から19年に渡って活動を続けておられます。
現在は、京都・大阪で毎月各1回交流会をされているほか、当事者家族の立場からメール相談に対応したり、HPでの情報提供、講座や勉強会を開催されています(詳しくは、同会のHP: http://www7b.biglobe.ne.jp/~obri/index.html をご参照ください)。
当日は、代表の今吉さんから設立の経緯や活動紹介とともに、「とらわれ こだわりの病」とも呼ばれる強迫性障害の症状、発達障害・ひきこもり状態との関係性、当事者・ご家族の抱いておられる思いなどについて、実例の紹介も交えつつ具体的なお話をして下さいました。
印象的だったのは、
・ 家族として抱えておられる思いをわかちあうことで、それぞれに気づきを得ていくというセルフヘルプグループの活動の意義についてのお話と、
・ 症状は劇的に良くなるものではなく、できている部分を評価して自己肯定感を高めていくなど、小さなことの積み重ねが大切だというお話でした。
後半は事例検討として、ももが関わっている中で、強迫症状が出ているのではないかと考えられるケースをご紹介し、皆さんからご意見をいただきました。
次回は、1月16日の木曜日、13時半から、同じ場所で開催予定です。
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