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  • 執筆者の写真乙訓もも

ひきこもりVoiceSTATIONフェス!京都キャラバンの報告をしました!



2月10日に開催された厚生労働省主催のひきこもりVoiceSTATIONフェスに

オンラインで出演し京都キャラバンの報告をさせていただきました!





この「ひきこもりVoiceSTATIONフェス」は東京の渋谷・ヒカリエホールを会場に

多数のゲストを迎えリアル参加とオンラインライブ配信され3年連続で開催されました。



フェスは2部構成で第1部をひきこもり経験者の演出家・宮本亜門氏と、

ゆうたろうさんが登壇しそれぞれの経験や当事者の声をシェアしつつ

ひきこもり状態にあることの誤解や偏見を解消し、誰もが生きやすい社会をつくるには

どうすればいいかがディスカッションされました。











そして第2部では2023年に実施した全国キャラバンの報告の後に、経験者、支援者、

ジャーナリストとともに、誰もが生きやすい地域づくりについてのパネルトークがあり

京都キャラバンの地域アンバサダーとパネルディスカッションのモデレーターを務めた

乙訓ももから京都キャラバンの様子を報告させていただきました。










オンラインでの出演ということでリハーサルはあったものの会場の雰囲気がわからず、

進行表もなかったので少々緊張してしまい数回噛んでしまいお聞きづらいところが

あったかもしれませんwww


それでも、京都キャラバンではリアル参加で60名以上の方にご参加いただき、

熱気にあふれた会場で開催できたことや、社会では一般的とされる価値観を

無意識に当事者に押し付けていないか?、自分が持っているその価値観を疑い、

当事者の価値観とすり合わせることが必要なんじゃないか?という問いかけから

「価値観。疑うことで初めて見える当事者の景色と姿」というテーマで、

パネルディスカッションしたこととその内容をお伝えしました。

 

また本人や家族、その周囲、多くの人が苦しめられている「普通」や「こうあるべき」の

縛りから解放されるためには、社会全体が、「こうあるべき」という意識を緩めていく

必要があるのではないか?


そのためには、価値観を持つこと自体は悪くは無いので、個人個人が、

その時に出会った他人の考えや価値観が例え自分のものと違ったとしても、

いきなりそれらを否定するのではなく、一旦「自分の側においておく」

ということから始めることが大切なんじゃないかというメッセージを京都から発信でき、


後半のワークショップでは、誰しも、「普通はこうでしょ」という価値観で苦しんでいる

一面があることを、フラットに話をする場が生まれ、参加者がそれぞれ、そこで出会った

価値観をいったん自分の側に置き、パネルディスカッションで「大事だよね」と

伝えていた一旦「自分の側においておく」を実現できた90分だったのがとても清々しかったそのようにご報告させていただきました!

















各地域からの報告もそれぞれにテーマやカラーが異なり興味深かったり、

京都キャラバンの共通した内容のことがディスカッションされており、

共感し合えるところもありました。


特に島根のキャラバンのひきこもり経験者の足立さんの言葉には重みと説得力、

そしてこれからつながりを大切にして、生きづらさを抱える人たちを支える仕組みや

ハードを作り上げたいという意気込みを感じました。


陰ながら応援させていただきます。






そして、各キャラバンの報告の後はジャーナリストの浜田敬子さんをモデレーターに

誰もが生きやすい社会をつくるにはどうすればいいかをディスカッションされました。



ひきこもりの問題は当事者だけの問題ではなく、他人事ではない誰にでも関係したことで

それは社会が生み出した生きづらさであり、それを解消していくための手立てを考える

第一歩にしたいイベントではなかったでしょうか?


誰にとっても非常に大切な問いを投げかけているイベント、

それが「ひきこもりVoiceSTATION」だと思います。


昨年の8月に京都キャラバンの地域アンバサダーを引き受けさせていただき約半年、

ようやく肩の荷が下りた気持ちです。



誰もが生きやすい社会づくりにほんの少しでも寄与できていればうれしいですし、

そうなれるように全力で務めさせていただきました。










「ひきこもりVoiceSTATIONフェス」をご覧いただいた方、興味を持っていただいた方、

そして地域キャラバンにご参加いただいた皆さま、本当にありがとうございました!


また、ご協力いただいた当事者や当事者ご家族、支援者に心より感謝申し上げます。


そしてアンバサダーやモデレーターの話に耳を傾け、寄り添いながら

このイベントを企画・制作された株式会社リディラバの皆さま、本当にお疲れさまでした。


この経験を糧にして、明日からも誰もが生きやすい社会づくりに取り組んでいきます。





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