キーワードは「思いやり」。株式会社 ISスリッターさんに見学に行ってきました!
- 乙訓もも
- 2024年11月6日
- 読了時間: 5分
更新日:2024年11月7日
今日は就労準備支援事業の特別プログラムで企業見学に行ってきました。
伺ったのでは京都市南区にある「株式会社ISスリッター」さん。
京都市南区役所で開催されたイベントに参加したことがきっかけでご縁をいただき、
今回会社見学に伺わせていただきました!

「株式会社ISスリッター」さんのスリッターとは原反と呼ばれるロール状のフィルムなどを得意先の指定の幅でカット(スリット加工)し、巻き取る機械のことで、紙やフィルム、
不織布、粘着テープ、金属箔など、さまざまな素材をさんざ真名サイズにカットしロールに加工することができます。

大きな紙を巻いたロール(原反)をトイレットペーパーのように小さなサイズにカットして
使いやすい小巻にしたものをイメージしていただくとわかりやすいでしょうか。
詳しくは「株式会社ISスリッター」さんのHPでご確認ください!
取り扱われている、あるいは加工されている製品は精密機械やスマホの保護シートや
配線バンド、食品などの容器素材に建材など、多種多様で最終製品になるものもあれば
製品の加工段階で使われるものや、普段は人の目につかないところで使用されている
ものもあるそうです。
いわば舞台裏を支える大切な存在の仕事にに携わっておられるのが
「株式会社ISスリッター」さんということになりますね。

見学ははまず会社について、佐藤副社長、澤井専務、友成課長にご説明いただいた後に、
実際に工場に入って見学させていただきました。

とても丁寧に対応いただいた佐藤副社長、澤井専務、友成課長。
温かく迎えてくださり感謝です。
今日訪問したメンバーもスリッターという仕事があること自体知らなかったので、
最初に仕事内容を説明いただいても、なかなかイメージするのは難しかったようです。
最初に見学したのはクリーンルームの工場で、もちろん中に入ることはできないので、
外からガラス越しに見学させていただきました。

クリーンルームとは、
空気中の微生物や微粒子が一定レベル以下に管理されている部屋で防塵室とも呼ばれます。
電子工学、精密機器、生命科学・医療、食品産業など、さまざまな分野で利用されており、「株式会社ISスリッター」さんではこのクリーンルームを設備され、光学機器関係の仕事を手掛けられています。
クリーンルームは設備するだけでなく、クリーン度を維持するために徹底したルール作りと
その運用が求められますが、そこも含めて技術力が高いからこそ受注が途絶えずにあるのが
「株式会社ISスリッター」さんなんですね。
次に一般環境の工場を見学させていただきました。

エアシャッターで虫などの侵入を防ぎます。
見学者もネットをかぶって毛髪の脱落を防いで工場内に入ります。
見学時は配線などの結束に使用する素材をスリット加工しておられましたが、
その手際の良さとスピーディーさにプロの職人の技を感じました。

工場内のみなさんも大きな声であいさつをしてくださり、
とても気持ちよく見学させていただきました。
そして一通り工場内を見学させていただいた後に、
再び佐藤副社長さんたちからお話をお伺いさせていただきました。
「株式会社ISスリッター」さんでは高速道路敷設現場などで使用される
コンクリートの剥落防止のアラミドメッシュと呼ばれるものをスリットされているなど、
様々なスリット加工を実現する圧倒的な技術力をお持ちだということがわかりました。
さらに、印刷やラミネート(フィルムなどの貼り合わせ加工)、断裁加工など、
自社以外の加工先と多く連携されており、得意先の要望や希望に応えるために、
ネットワークを構築されていることも知りました。
ここは、ネットワークでひきこもり当事者にオーダーメイド型の支援を提供することを
目指している乙訓もものやり方と、とても近いかもしれませんね。

また「株式会社ISスリッター」さんは一般社団法人全国スリッター協会を立ち上げられ、
スリッター業界の地位と価値の向上に取り組まれており、スリッター業界だけでなく、
ラミネートやフィルムメーカーや、商社まで、スリッターにまつわる業界全体を
みんなで盛り上げようとされているそうです。
自分たちだけが良くなるのではなく、みんなで良くなることを考えておられるのは
とても素晴らしく、簡単にはできないことにも取り組まれているんですね!
また、佐藤副社長、澤井専務、友成課長の3人が口を揃えておっしゃっていたことは、
会社が大切にしていることは「思いやり」で、それを考え、行動するということ。
そして、自分のことだけじゃなく、会社にいるみんなのことを考えて行動することを
大切にされているそうで、それが得意先や連携先までを思いやることにつながっていく。
気持ちの良いサイクルです。

またメンバーに対しては、
得意を活かしたり伸ばしたりして働けばいい。
会社の中でその得意を活かせばいい。
不得意な所はそれが得意な人に任すか、協力し合えばいい。
「株式会社ISスリッター」としては、そう考えているし、そういう環境を整えていきたい。
そう、話してくださいました。
このユニバーサルな言葉には感銘を受けましたし、いたく共感しました。
というか、我々ももっとその考えを行動として実践していかなくてはと強く思いました。
振り返りでのメンバーの感想は、
スリッターは単にカットするのではなく、熱や気温、刃の調節などがあると聞き、
奥が深いと思った。
仕事は大変そうだが、会社の方針や社風が良いと思った。
などが上がっていました。
今日は普段知り得ない業種、業界の仕事をメンバーには見てもらいましたが、
このような素敵な思いを持って会社を経営し、働いていらっしゃる方がいることを
知ってもらえたことが一番の収穫です。
今日、ご対応いただいた、佐藤副社長、澤井専務、友成課長、
そして、「株式会社ISスリッター」のみなさん、
本当にありがとうございました1
大きな意義を持つ会社見学になりました!
キーワードは「思いやり」です!

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