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  • 執筆者の写真乙訓もも

プロの「誠」の仕事を見てみよう!昨日は作業見学プログラムでした!


今週木曜日は長岡京市の就労準備支援事業の特別プログラムを実施!


前回の企業見学に続き、今回はプロの仕事を目の前で見学しよう!ということで、

株式会社新誠さんにお越しいただき、清掃作業を実演していただきました!

















会社説明をされる統括責任者の上原さん。



株式会社新誠さんはハウスクリーニングや害虫駆除(シロアリ5年保証)、メンテナンス清掃に

遺品整理などに加え、消毒作業も行っておられる会社で乙訓地域の就労支援ネットワーク「たけのこ」や京都中小企業家同友会でのつながりで作業実演での見学を依頼したところ、

快く引き受けてくださり今回のプログラム実施の運びとなりました!






























このプログラムは長岡京市より受託していますので、せっかくなら乙訓もものプログラムと株式会社新誠さんのお仕事ぶりを行政の方にも見ていただこうと長岡京市役所の会議室を

お借りして作業を実演していただき、乙訓ももからは2名のメンバー、そして長岡京市の

福祉事業所から4名の方が見学に参加しました。




まずは手始めに床の剥離洗浄の作業から見せていただきました!








ビフォーアフターが

よくわかるように一部分だけを

剥離洗浄していただきました。




まず洗浄する部分にテープで

目印をつけていきます。











次に薬剤が洗浄エリア以外に浸透しないようにマスキングをしていきます。

この作業が実に素早くてその手際の良さに驚いてしまいました。


実はこの後、みなさんの仕事ぶりに何度も驚くことになりますwww


ここで上原さんは自分のようにマスキングをスピーディーに作業できる社員ばかりで

なくてもいいとおっしゃいました。人にはそれぞれ得手不得手があるからそれを考慮して

仕事に取り組んでもらっているそうです。


マスキングは速くできなくても他の作業が速くできたり、他に得意な作業があれば

そちらに取り組んでもらう。それでいいんです。そう話されていました。


適材適所ですね。

そしてそれぞれのいいところを認め合うこと。

これは私たちの行う就労支援でも必要な視点ですね。


では、作業に紹介に戻ります。








これは剥離洗浄の薬剤を

汚れに応じて濃度を

調整されているところです。
















いよいよ薬剤を塗布して

床の剥離洗浄です。




















んん?

色が変わってきてますね。




このようにどんどん進めて、












な、なんと!

最終的にはこんなに白くきれいになりました!


こちらの床は長年の汚れの蓄積に十分汚れを取らないままワックスがけがされており、

その上、床に傷などがついてこのような黒っぽい色をしていたそうなのですが、

元はこんなに白い床だったんですね!


ここだけ新しい床を張り付けたみたいに見えるくらいにきれいになっています!

これぞプロフェッショナルの仕事!


見学者の驚きと感嘆の声が会議室中に響いていました、大げさじゃなく。



最初からちょっと度肝を抜かれつつ、



次に床清掃の一連の流れとして、自動床洗浄機、ポリッシャー、バキューム機、

モップかけ、ワックスかけと実演していただきました!



まずは自動床洗浄機の実演です。

まず操作方法を説明いただいた後に実際に機械を動かしていただきました。




この機械は洗剤を床にまいた後パットを回転させ洗浄し、出た汚水の吸い上げまでを

自動で行うもので簡単かつ安全に扱えるのが特徴です。

またバッテリーが搭載されているのでコードレスで動きやすさも抜群です。








どれだけ洗浄したか、汚れていたか、

汚水を見せてくださいました。





かなり汚れていますね。

めっちゃ会議したはったんでしょうね。














この自動床洗浄機は女性でも

操作しやすいとのことで、

参加者にも体験させていただきました。






みんな難なく操作していましたね。

本当に扱いやすそうでした!









次に床洗浄のポリッシャーの実演を見せていただきました。


ポリッシャーは洗剤がタンクに入っておりそれをまきながら円形のパッドで洗浄していく

機械ですが扱いが非常に難しく、慣れていないと動きの制御ができなくなり

壁を壊してしまうこともあるそうです。


もちろん新誠さんでは安全第一で作業されているのでご安心ください。








このポリッシャーも

体験させていただきましたが

さすがに難しかったようで、

乙訓もものメンバーは

「ホンマに難しい!!」と

連呼してましたwww











ポリッシャーで洗浄した後は

ワイパーで汚水をできるだけ

集めてバキューム機で吸い上げて

回収していきます。









ワイパーの手さばきもお見事でした!











これがバキューム機です。

前方に付いているバーのような部分で

汚水を回収してタンクに溜めていく

仕組みになっています。


















そしてモップを使って残りの

水分をふき取った後に

大型扇風機を使って洗浄した床を

しっかりと乾かします。










十分に乾かして水分を飛ばしておかないとワックスをかけた時に

ムラのある仕上がりになってしまうそうです。



モップかけも普段自分たちがしているやり方とは違っていました。

とてもスムーズで、例えるなら、モップかけが優雅に見える。

そんな感じでした!

さすがです!









そして最後は上原さん自ら

ワックスかけ作業を見せて

くださいました。









こちらも手さばきがとても滑らかでしなやかでした。

すごい!







円形のコンセントカバーが

ワックスで固まって開かなく

ならないように丁寧に作業

されています。







このような気配りが大切なんですね。



そして・・・・





どうです!この仕上がり!!

本当なら最初に見ていただいたように剥離洗浄をしてからワックスをかけるので、

もっと白くなって光沢が出るのですが、それでもこのピカピカ具合、すごいです!


今回は時間の関係で十分に清掃していただけませんでしたが実際に実演していただいた所は明らかに他の所よりきれいにそしてピカピカになっていました!



これぞプロのお仕事!

驚きました!感動しました!!


また社員のみなさんの連係プレーも見事で新誠さんのチームワークの良さを

とても感じた作業実演でした。



実演が終わった後は質疑応答の時間。


なんでもオープンにするのがモットーという上原さんより

会社やご自身の今までの人生についてお話ししてくださいました。



様々なエピソードを持った方が働かれている株式会社新誠さんですが、

社長自身も若い時に辛い経験をされ、それを糧に会社を立ち上げられたそうです。


今、この社会に役立つ、恩返しをしていく、そんな言葉を繰り返し使われていた上原さん。


そのスピリットが社員一人一人に伝わり、浸透していて、社員の皆さんの仕事ぶりや

話しぶり、そしてチームワークに現れていたのが印象的でした。


そしてそのチームプレーは社員同士で助け合う、支えあうといった株式会社新誠さんの

文化または風土から出来上がっているのだと強く感じました。


単なる作業の見学に終わらず、このような文化や風土を持つ会社が地域にあるということを

知る機会をいただいた今回の特別プログラムは参加者にとって有意義なものになったのでは

ないでしょうか?



今回の長岡京市の就労準備支援事業の特別プログラム、

株式会社新誠さんの名前の由来である新撰組の「誠」、

その「誠」の仕事を見せていただきました!



上原さん、株式会社新誠の皆さん、今回は本当にありがとうございました!



そして今後ともよろしくお願いいたします!!





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