毎週火曜日は社会参加事業の日。
地域に一歩踏み出していただくための居場所づくりを行っています。
昨日は今年度最初の月イチワークショップを開催し、
みんなで草木染めを体験いたしました!
皆さんご存じだと思いますが、草木染めは果実や植物などの天然染料を使った
染め方のことで、比較的手軽にできるので趣味で染められている方も多いと思います。
昨日は法人内の福祉サービス事業所の職員が講師として
草木染めのワークショップを開催してくれました。
こちらが天然の染料です!
これ、何から作った染料かわかりますか?
実はこれはよもぎで作った染料なんです。
染料はあらかじめ用意してもらったのですが、
せっかくなので染料を少しだけ作ってみることから体験してもらいました。
まずは先にやかんでお湯を沸かしつつ、染める晒を選びました。
昨日はお弁当包みか手ぬぐい程度の大きさの晒(さらし)を用意していただきましたよ!
選んだ晒をまずは水洗いします。
こうすることで晒についているノリを洗い流し、色が付きやすくします。
そして、タンパク質の水溶液にしばらく浸しておきます。
この下処理をしておくと植物性の染料はきれいに染まるんですね♪
晒を浸している間に染料を作るためにみんなでよもぎを細かくちぎってもらいました。
はい、細かくお願いしますよー
草木のちぎり方でも染め上がりの色は変わってくるそうで、
染める時の気温やそのほかの条件も色に影響するようです。
自然ってやっぱ繊細なもんですねー
で、こんな感じでみんなによもぎを
ちぎっていただきました。
あなたは~♪
誰と~ちぎりますか~♪
古っ!
みんなカニを食べる時のように
黙々とちぎっていましたねーwww
そしてちぎったよもぎをネットに入れて、
熱湯の中に入れて煮込んでいきます。
こうしてよもぎの色を抽出していきますよ!
大体20分程度煮込みます。
まるで魔女のスープを
作ってるみたいですねwww
よもぎを煮ている間に今度は糸や輪ゴムで縛ったり、
割り箸を使ってはさんだりして晒に模様をつけるために細工をします。
糸で縛っている部分や割り箸ではさんでいるところは色に染まらず
白くなって柄になるという寸法です。
出来あがりを想像しながら、
計算して取り組むメンバー。
丁寧ですねー
とにかく感じるままにとこんな感じにしたのは、スタッフですwww
もうここは自由自在、好きなように縛ったり、はさんだりすればOK!
どんな仕上がりになりますか、楽しみ~♪
そしてあらかじめ用意していただいた
よもぎの煮汁をバケツに入れて、
ここにみんなでちぎって煮だしたよもぎの煮汁を加えます。
おおー、
よもぎって感じの色ですね。
周囲にもよもぎの香りが漂っていました。
はい、合わせまーすwww
そしてそこにみんなが思い思いに細工した晒を入れます。
この時にみんな同時に入れないと、最初の方に入れた人は色が濃く出てしまいます。
なので、いっせーのーで!で入れましたwww
そして色が染まるまでしばらく待ちますが、またまたその間に、
ミョウバンをお湯で溶かしたものを作りました。
これは媒染剤というもので、
この中に染めた布をつけることによって
色が定着したり発色が良くなるのです。
化学反応ですねー。
十分に色が着いたら染まった布を媒染剤に投入します。
投入!!
なんだか、おでんかお菓子みたいですねwww
そしてしばらく晒を媒染剤に漬け込んだら、取り出して水洗いです。
水洗いしたら、晒を乾かして完成です!
ちょっとわかにくいかもしれませんが、
薄黄緑色に白い柄がついているのがお分かりいただけますでしょうか?
中断の真ん中の晒は丸い柄がかわいく染められていますね!
というわけで、こんな感じで草木染めを体験いたしました!
みんなで思い思いの柄に染めた草木染のワークショップ、
楽しかった!との感想をいただきましたー
意外と簡単でしたので、自分でもできそうですね。
次は材料を集めに行くところから取り組んでも面白そうです!
みんなイメージ通り?
満足のいく仕上がりになったかな?
今年度最初の月イチワークショップは草木染めでした!
来月はステンドグラスのワークショップを行う予定です。
乞うご期待!!
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