乙訓ももは本日で今年の仕事納め。
今日は就労準備支援事業利用のメンバーと一緒に大掃除をしました。
また年内最終日ですが、地域の店舗で実習に取り組むメンバーもいました。
来年はさらにステップアップを目指して実習に取り組んでもらう予定です。
また11月に就職したメンバーの職場を訪問し定着支援として様子を見に行ってきました。
また新しい仕事に携わっていてちょっとびっくり。
しっかり戦力として働いているようで、一安心。
社員の方にも話を伺い、メンバーの働きぶりや課題などを
ヒアリングさせていただきました。
このように就職した後も職場に定着できるように企業との連携を進めています。
課題があったとしても、そこに何らかの工夫や配慮を入れることで定着できる可能性は
飛躍的にアップすると考えていますので、サポートを継続したいと思います。
職場の方もまずは続けることが一番大切とおっしゃってくださっていたのが、
とてもありがたく、心強い限りです!
さて、今年もいろんな出来事があった1年でした。
コロナ禍が落ち着いたというか、5類感染症に引き下げられたこともあり、
年明けから20歳代の当事者のご家族からのご相談が一気に増えました。
それに伴い火曜日の社会参加支援事業の利用者も増え、毎週メンバーたちが
居場所づくりを自分たちの力で行なっています。
乙訓地域にひきこもりに関する相談機関があることも少しずつ周知されたのでしょうか、
30~50代の方の新規相談も増えています。
地域包括支援センターの方と行動するケースも増え、病院や他の支援機関など
多方面からご相談をいただくようになりました。
まさにひきこもりの問題は多様化していると実感しています。
そういった中で乙訓地域でのひきこもり支援に特化したネットワーク会議
「乙訓絆サークル」を開催し、オーダーメイド型の支援を実践できるように進めています。
そして実際のケースでの連携も行うことができるようになって参りました。
また今年は厚生労働省のひきこもり啓発イベント「ひきこもりVOICESTATION」にも参加させていただき、厚生労働省の方とのパイプも作ることができました。
そして、何より、今年度から重層的支援体制整備事業を始められた長岡京市との連携が
深まっていることに感謝するとともに、ひきこもり状態だったメンバーが地域で
就職するなど支援体制が強化されていることを実感した年でもありました。
内閣府はコロナ禍を経てひきこもり当事者の推計を146万人と発表しており、まだまだ乙訓地域でも支援の手を差し伸べられていない実情があり、力不足を痛感しています。
来年も引き続き今まで行っていたことを継続し、修正すべきは修正し、
新しいものはどんどん取り入れ、変化に対応できるように変わり続けることを恐れず、
地域でのオーダーメイド型支援を充実できるように日々取り組みたいと思います。
ひきこもり当事者が自分らしい人生を歩めるように、本人の言葉に耳を傾け、
本人主体を忘れずにいることに努めます。
皆さま、今年1年大変お世話になりました。
来年もよろしくお願い申し上げます。
新年は1月5日から開所です!!
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