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執筆者の写真乙訓もも

企業見学と実習で高野竹工さんに行ってきました!

暑いアツイ月曜日。

今週も始まりました。


毎週月曜日は生活困窮者自立支援法の就労準備支援事業を行なっています。


今日はその就労準備支援事業の特別プログラムで地元企業を訪問。


長岡京市で乙訓の良質な竹を使い工房を構えて茶道具や日用品、

そして職人の技を伝承されている「高野竹工株式会社」さんを訪問してきました!


























同じ法人の就労継続支援B型事業所バスハウスでお取引がある「高野竹工株式会社」さん。


地域の企業との連携ということで就労準備支援事業での協力をお願いしたところ、

快諾いただき今日の訪問となりました。


今日は事務所でまずご挨拶をさせていただいた後、工場を案内していただきました。



竹には日本古来の真竹と中国から来た孟宗竹とがありタケノコで食するのは孟宗竹で、

現在日本にあるほとんどは孟宗竹だそうです。


高野竹工さんではこれらの竹が生えている地元の竹林を管理し、竹を伐採した後に

油抜きという工程で竹を火であぶり油分を抜き天日干しにしてふた夏を過ぎて

やっと材料として使用できるようになるそうです。





そして様々な加工を施し職人の技や現代のテクノロジーを駆使して茶道具や日用品、

美術工芸品などをお作りになっています。






かわいいリス型など様々な形に切り出していく機械と作業。

日用品として竹を親しみやすい製品に加工されています。





















これは竹の表面を平滑のする機械です。





















レンコンにトンボ!こんなものまで竹で作られています!


こんな風に加工できるんですね・・・













これは漆塗りの工房です。






こちらは伝統工芸の工房です。

能の鼓などの絵付けをされていました。

いろんな道具があり、職人さんの雰囲気が漂っていました。



このような指物までお作りになっています。


指物とは板を差し合わせて作られた家具や器具の総称、またはその技法のことで、

外側に組み手を見せず、金釘(かなくぎ)も使わずに組み立てられた木工品を指します。

指物の名の由来は、木と木を「さし合わせる」からとも、「物さし」を駆使するからとも

いわれています。


このような品はホテルなどに納めておられるそうです。


おもてなしの心を表しているんですね!





















これは竹のお箸を作っておられる途中工程で半製品ですね。



いろんな種類のお箸を製造されていました。


高野竹工さんのお箸は使いやすくて有名なんですよね。




いやー、これはもはや、ひとつのテーマパークです!

竹の伝統工芸館です!!



なるほど、オートメーションと職人技とが絶妙にミックスされていて、

分業制をとる工芸品づくりとは少し異なり高野竹工さんは一貫生産をされている

稀有な会社なんですね。



工場内を案内いただいた後は、少し広めの部屋に通していただき実習を行ないました。



高野竹工さんで多数手がけておられる竹の栞。

これに挑戦させていただきました!



薄く削った竹に様々な模様や柄をプリントして製造・販売されているのですが、

最終工程で先端にあけた穴に紐を通す作業を職員の方に教えていただきながら

実際に作業をしてみました。




こちらが立体物でも印刷できるプリンターです。

これで栞などにもプリント可能なんですって!



















まずは丸型の穴を完全に抜いて、2種類の色違いの紐を用意しわっかにして

編み物のかぎ針を使って紐を通します。


うまく円を作ってその中に2本の紐を通しオシャレに仕上げます。
























最後は袋に入れて紐の長さを揃えるのにカットして完成。


ここまでをみんなで取り組みました。



が!

これが難しい!!

かぎ針の使い方がかなりコツがいりますね。






しばらくして慣れてきたメンバーもいましたが、みんなかなり苦戦してましたので、

持ち帰って時間のある時に練習することにしました。


ゆくゆくはこちらに伺ってこのような作業を工場で取り組んでいけるようになれば

最高ですね。


そこ目指していきましょ!!



というわけで本日は就労準備支援事業の特別プログラムで乙訓地域にある

竹の会社「高野竹工株式会社」さんに伺い工場見学と実習を行ってきました!



いやー、なかなか濃密な時間でしたね!


参加したメンバー、暑い中お疲れさまでした!


そして「高野竹工株式会社」さん、お忙しい中ありがとうございました!

今後もさらに連携してプログラムを進めていければと考えていますので、

どうぞよろしくお願いいたします!










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