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執筆者の写真乙訓もも

先週金曜日はSSTプログラムでした!

乙訓ももが受託している

長岡京市と大山崎町のお住まいの方に利用いただいている就労準備支援事業。



その就労準備支援事業の特別プログラムで先週金曜日にSSTプログラムを実施しました。
























SSTプログラムとは社会の中で人と人とが関わりながら生きていくために

欠かせないスキルを身につける「ソーシャル・スキル・トレーニング」のことで、

乙訓ももでは講師をお招きして就労準備支援事業を利用している方に

月1回のペースで合計10回にわたり受講していただいています。


先週金曜日に行われた第3回目のSSTプログラムでは

「リフレーミング」について学びました。


リフレーミングは、「事実」の「見方」を変えることで、

①適切な感情の調整をできるようにし、不適応を予防し、

②状況を様々な視点で判断し、柔軟に対応できるようになる、ことです。






今回の講義ではリフレーミングの概要を知り、

その活用を定着させることをゴールとして設定しました。


リフレーミングとは言い換えると、ネガティブに感じていることに対して

新たな視点で認知することでネガティブな感情を少しでも軽減することです。


その際に自分の認知のゆがみ(思考のクセ)を知っておく必要があります。


思考のクセは決めつけやラベリング、マイナス思考に邪推など、

誰にもありがちなことですが、

このクセに気づいておくことでその後に生じる感情にも大きく影響が出てくるのですね。















そしてケーススタディです。


例題:自分と他者を比較して「自分はできない」と感じる


これをリフレーミングしてみましょう!


ここで例として4つの視点でリフレーミングしてみます。


1.客観的に見てみる

 →自分のペースと相手のペースは違っていてあたりまえだ

 →自分のペースで効率を上げたり、スキルを上げたりしていこう


2.過去に同じような場面があった

 →体調が良い時はそこまで気にならなかった

 →まず体調管理をしっかりしよう


3.良いところだけを見る

 →比べるということは自分は今より良くなりたいと感じていることだ

 →この前向きな姿勢はいいので維持できるようにしよう


4.目的を考える

 →自分の「やりたい仕事」「送りたい人生」のために今、頑張っているんだ

 →そのために自分にとっての課題がわかるかもしれない



このような感じで視点を変えて物事をの捉え方をリフレーミングし、

ネガティブな考え方を減らすことができればOK!






このリフレーミングに正解は無いので、まずは、どんどん出してみるのが良いそうです

そして、物事を普段と異なる形で捉えることができれば、

それを繰り返してトレーニングしていけばよいのですね。



このリフレーミングが常にできていれば無敵!最強!無双状態ですね!!


と、なかなかそううまくはいきませんし、そんな人はいませんが、

実践しておくと感情がコントロールできストレスも軽減できるはずです!


というわけで、SSTプログラムの第3回目は「リフレーミング」について学びました!






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