当事者ご家族の方3名が参加され、今回も京都府脱ひきこもり支援センターより
早期支援特別班の方に出席いただき開催いたしました。
い
みなさんそれぞれのお話、ご相談に耳を傾けさせていただきました。
今年度も感染症対策を講じながらの相談会の実施となりましたので
少々不自由な部分もあったことと思います。
どうかご容赦ください。
長期化しているひきこもりの問題はすぐに解決するということは簡単ではありませんが
ご家族のお話をお伺いすることで、日々の心の負担が和らいだり、お話しいただくことで
心がふっと楽になることもあろうかと思います。
当事者ご家族の方が集まり、互いの話したり話を聞いたりすることに、
そのような意味合いが大きいと今年度も常に感じていました。
そして今回、皆さんのお話を伺った後にこちらからひとつ提案をさせていただきました。
それはこの乙訓出張相談会を新年度の来月4月より
「家族会」として改めてスタートさせていただくのはどうかということでした。
この乙訓出張相談会には当事者本人ではなく当事者のご家族が参加されることが
ほとんどで(本人がお見えになることはあまりないのが実情です)
回を重ねるうちに親の会のような意味合いも生まれてきました。
昨年10月に開催したひきこもりに関する学習会でシオンの家の世話人である上坂さんは
親の会に参加されるご家族は同じ悩み抱えておられ、家族会で話をきいてもらることで、
心の整理ができたり心の重荷を下ろすことができ、また他の参加者の話を聞くことで
自分が役になっていることに気づいたり、ともに学ぶ場でもあり心と体を温める場でも
あると話されていました。
乙訓出張相談会もそのような場に近くなっているということもあり、
4月からは「家族会」として当事者ご家族が互いに話し、聞き、学ぶ、
そのような場にしたいと思います。
開催日は毎月第4火曜日とさせていただきます。
場所は改めてホームページにて告知させていただきますので、
参加希望の方は前もって電話またはメールでご連絡いただきますようお願い申し上げます。
また出張相談会は長岡京市とは4月以降で連携して開催する予定で、
向日市、大山崎町にお住まいの方はお電話でご予約をいただき来所いただくか
私どもが出向いて相談対応させていただきます。
もちろん長岡京市にお住まいの方も直接お電話いただいてもけっこうです。
そして3月28日来週月曜日は大山崎町社会福祉協議会さん主催のひきこもりに関する学習会
「ひきこもりって何?学習会」に参加させていただきます。
この学習会は大山崎町にお住いの方に向けた学習会で、
会場参加20名とオンライン配信でのハイブリッド開催となっています。
内容は
チーム オープン・セサミ代表の中川久徳さんの講演「ひきこもりはダメじゃない!」
夢たね発見ラボ代表の大下由紀恵さんの講演「不登校に向き合って気づいたこと」
そして最後10分で乙訓ももの活動を紹介させていただきます!
チーム オープン・セサミは同志社大学大学院のNPOと行政の共同実践演習から生まれた
ひきこもりの問題を考えるグループで、ひきこもりのことをみんなが理解し、社会の偏見をなくしていけば、現在ひきこもっている人も、ひきこもりの家族がいる人も、ありのままの状態をオープンにでき、さまざまな支援ともつながっていけるのではないかと考え、
安心して生きづらさを口にできる社会、共に支えあう社会をめざして、小さくても自分たちにできるアクションプランを起こしていきたいと活動されています。
夢たね発見ラボさんの大下さんはご自身のお子さんが不登校になられ向き合われた
経験を元に宇治・黄檗で子どもや親御さんをサポートする居場所サークルを行うなどの
活動に取り組まれています。
お二方とも興味深いお話をしてくださること間違いなし。
大山崎町にお住まいの方以外も参加可能とのことですので、
みなさん、是非ご参加くださいね。
日時は3月28日月曜日 19時から20時30分となっております!
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