イベントのお知らせです!
乙訓ももは京都府より京都府ひきこもり訪問・応援「チーム絆」地域推進事業を受託し、
京都府下で乙訓地域のひきこもりの支援事業を担当させていただいています。
その事業の一環で毎年2回にわたり支援者交流セミナーを開催しているのですが、
その今年度第2回目を2月23日(水・祝)に開催させていただきます!
従来はひきこもり支援に関する講演で講師の方をお招きし、お話を伺った後に
質疑応答の時間を設け、支援者の方に交流をしていただくといった内容で進めて
おりましたが、令和2年度に地域共生社会の実現のための社会福祉法等の一部が改正され
重層的支援体制整備事業が創設されました。
重層的支援体制整備事業では、市町村全体の支援機関・地域の関係者が断らず受け止め、
つながり続ける支援体制を構築することをコンセプトに、「属性を問わない相談支援」、「参加支援」、「地域づくりに向けた支援」の3つの支援を一体的に実施することを必須にされているのですが、ひきこもり支援対策については各市町村に相談窓口を設置し、支援の
プラットフォームを作ることが求められています。
市町村レベルでひきこもり支援のプラットフォーム、仕組みやネットワークを作ることが
必要になっているというわけです。
乙訓ももは京都府の事業で様々なひきこもり支援を行い、以前から乙訓地域独自の
ひきこもり支援ネットワークを作りたい!と言ってまいりましたが、今後は市町村と
重層的支援体制整備事業の下で連携していくことになっていきます。
いよいよ乙訓地域でのひきこもり支援のネットワークをつくることになっていくわけです。
しかしながらどのような支援ネットワークを作っていけばよいのか・・・
そのイメージは支援機関と共有できているか?
そもそもネットワークってどこが参加するの?
どうやって連携するの?
などなど、わからないことだらけです。
わからないなら、先例に学べばいいじゃないか!というわけで、
「チーム絆」で南丹地域を担当しておられる「学びの森」さんが、
その南丹地域で不登校ひきこもりに関する南丹地域の事業所ネットワーク
「なんたんこども若者ネットワーク会議」、「なんたんユースHUB」というものを
作っておられ10年以上も活動されておられることを知り、その「学びの森」さんから
「チーム絆」でお世話になっている北村 真也先生にご登壇いただいて、
まず「学びの森」さんの紹介と取り組みについてお話いただいた後、北村先生とともに
そのネットワークをお作りになった総合生活支援センターしょうかえん センター長の
和田 誠司さんにもご参加いただき、どのようにしてネットワーク会議などを作られたかを
お伺いいたします。
そしてセミナーの後半は北村先生と和田センター長のお話を受けて、
乙訓地域でひきこもり支援ネットワークを作るためにはどのような課題があるのか、
参加者の方々に、「行政」「支援機関」「当事者とそのご家族」「地域住民」など
立場ごとにグループに分かれていただきワークショップを行います。
今回はまず支援ネットワークを作るための課題を明らかにすることが目的で、
次の支援者交流セミナーではこの課題を解決していくための手法などを
参加者の方々とワークショップ形式で考えていき、支援者の交流と意見交換を
図りつつ支援ネットワークを形成していきたいと考えています。
さて、いよいよスタートする乙訓地域でのひきこもりに関する支援ネットワークづくり。
ひきこもりは今や地域の課題。
その地域の課題を地域で解決していく仕組みを自ら作っていきましょう!
会場はR長岡京駅西口前 バンビオ1番館 6階 創作室1。
日時は2月23日(祝・水)、13時から16時(会場は12時30分)。
現在のところ会場にて開催を予定しておりますが、新型コロナウィルス感染拡大により
会場が使用できなくなるなどの場合はオンライン開催に切り替え、オンライン上で
ワークショップを行います。
乙訓地域の行政関係者、支援機関、福祉にまつわる方々、当事者並びにそのご家族、
そして地域住民の方々、是非2月23日開催の支援者交流セミナーにご参加ください。
お申し込みは乙訓ももHPの専用フォームまたTEL、FAX、メールにて受け付けております!
先着50名となりますので、多くのご参加をお待ちしております!
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