明日2月7日火曜日は、いよいよ、「乙訓絆サークル」です!
「ひきこもり」が社会問題として認識されるようになって久しいですが、
時代とともにその中身も「8050問題」「就職氷河期問題」「若者のニート」「不登校」など
多様化しており、ひきこもり状態に陥る背景も生物学的要因、心理的要因、社会的要因などが複雑に絡み合い、支援は長期化するばかりではなく支援の手が届かない或いは、
見えない当事者も多いと推測されます。
これらのことから「ひきこもり状態にある方」にはその方に可能な限り適合した、
いわゆるオーダーメイド型の支援が必要で、そのためには職域や領域、分野を越えた
あらゆる社会資源がつながったチーム支援が求められます。
また「ひきこもり状態にあること」を「世帯の問題」「地域課題」と捉えた場合、
高齢・介護、子育て、障害、生活困窮などそれぞれの分野の各支援機関や出口支援と呼ばれる社会参加の場や就労に関わる社会資源などが包括的に関わることが重要とされ、このような多職種による連携をスムーズに行うために、お互いに顔の見える関係性をつくり、相談や連携がしやすい環境整備が必要であると考えております。
NPO法人乙訓障害者事業協会乙訓ももは京都府より「ひきこもり相談・訪問支援
「チーム絆」地域推進事業」を受託しており「ひきこもり状態にある方の支援をどのように行っていくか」という地域の課題解決に向け乙訓地域で上の様な、より実効性のある
ひきこもり支援のネットワーク会議の必要性を感じ、いよいよ、明日2月7日に
「乙訓絆サークル」という名称で第1回のネットワーク会議を開催させていただくことに
なりました!
つながりがあり、関心をもっていただいている方々にお声かけさせていただき、
行政、社会福祉協議会、障害分野や地域の子育て支援団体の方、高齢介護分野に
乙訓地域の中小企業の経営者や自営業者など40名を超える方々が集まっていただける
ことになりそうです!
今回は初回ということで、ひきこもり状態にある方について基本的なところを
共有させていただき「乙訓絆サークル」はどのような集まりを目指してるかを
お伝えした後、グループに分かれていただき架空の事例を元に自分の領域では
何ができるか、そもそもどうして連携していけばいいの?、こんな事例があるけど
制度ではなかなか支援の手が届かない、などなど自由にお話しいただき発表をして
いただこうと考えております。
堅苦しいものではなくて、乙訓地域で分野や領域を越えて支援機関やあらゆる社会資源が
顔の見える関係性をつくろう!というのが趣旨になります。
また出口支援と呼ばれる就労分野から地域の企業や個人事業主さんが参加いただけるのが
この「乙訓絆サークル」の特徴といえるのではないでしょうか?
乙訓もものこの3年間の集大成ともいうべき「乙訓絆サークル」。
初めての開催でどのようなものなるのか、うまくいくのか、不安もいっぱいですが、
参加者の方々が来てよかった!と思っていただけるように尽力いたします!
明日は、「乙訓絆サークル」、いよいよ開催です!
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