昨日は毎月第4火曜日に行っている乙訓ひきこもり当事者の家族会を開催しました。
昨日の家族会には3名の当事者ご家族が参加され、近況などをお話しくださいました。
当事者のご家族は家族だからこそ抱えてしまう思いや葛藤、悩みがあり、
日々のしんどさにつながってしまいます。
変化をあまり感じることができない毎日に焦りが募り、
このままの状態がずっと続くのではないだろうかと、
先が見えず不安が押し寄せてきてしまう日もあると思います。
その抱えておられるものやご自分たちの胸の内を話すことで
しんどさを少しでも和らげることができないか。
しんどい気持ちを足元に下ろしてもらえる時間があれば。
そのような思いで毎月開催しています。
家族だからこその難しさ、しんどさ。
家族だからわかること、見えないこと。
様々なことを当事者家族の前で話すことで、気づきがあるかもしれません。
しんどいのは自分だけじゃないと思えるかもしれません。
この乙訓ひきこもり当事者の家族会には京都府家庭支援総合センター内の
脱ひきこもり支援センターから早期支援特別班の職員の方にお越しいただき、
一緒にお話を聴いていただき、アドバイスや質問に対する回答などをいただいています。
当事者ご家族の気持ちや心が少しでも楽になりますように。
そしてご本人が自分らしい生活を取り戻していただけるように。
乙訓ひきこもり当事者の家族会は毎月第4火曜日に開催しています。
そして、今日水曜日は就労準備支援事業の日でした。
拠点の駄菓子屋の奥ではメンバーが地域の企業から受注した仕事に
就労プログラムとして取り組んでいました。
8月初旬から始まった地域の就労支援ネットワークを活用しての実習も
開始から2か月が経とうとしており、今週からは実習時間を延ばしています。
社員の方々や環境にも慣れ、当初よりできることも増えていますね。
実習に取り組むことで、本人自身が働くための課題をリアルに感じ、
その課題はクリアする必要があると思えることで主体的に行動するように
メンバーは変容していきます。
そういった変化を丁寧に見ながら、乙訓ももでは支援の内容を吟味しています。
地域にこのような受け入れをしてくださる企業があることが大変ありがたく、
感謝するばかりです。
乙訓ももでは月・水・金曜の週三日間、長岡京市と大山崎町のお住いの
生活に困窮されている方に就労準備支援事業を行なっています。
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