本日、第3回目の乙訓絆サークルを開催し無事終了いたしました!
開始前、準備に勤しむコアメンバーの皆さん。
乙訓地域のあらゆる社会資源の方々が領域や分野を越えて集まり自由に話し合うことで
顔の見える関係性を作りひきこもり支援において実効的なチーム支援を行える土壌と文化を作っていきたい。
そして支援者も新たな気づきや学びを得ることができ、回復できる場を作りたい。
この二つの目的で開催しているのが「乙訓絆サークル」です。
第3回目の今回は、地域で支えられることを望まない当事者もおられることから
広域連携を意識して乙訓地域周辺(京都市や高槻市、茨木市)の社会資源の方にも
ご参加いただきました。
そして会議の内容を検討するコアメンバーと選んだテーマは「ファーストタッチ」。
当事者に関わる最初の手段、方法、アイデア、それぞれの立場でどんなことができるか、
参加者で出し合ってみようというグループワークを行ないました。
テーブルNo.は前回と同じく、乙訓もものメンバー作です。
当事者もこの「乙訓絆サークル」に参加していますよ♪
そのグループワークを行うヒントになったのが今回ゲストでお呼びした、
「オレンジ訪問看護ステーション」さんの活動です。
「オレンジ訪問看護ステーション」さんは訪問看護でひきこもり当事者の自宅に伺い、
ご家族に訪問看護診療を行うと同時に当事者にアプローチをしていくという方法で
医療の領域からひきこもり支援を行っておられ、コアメンバーが集まるHUB会議で
このユニークな活動を乙訓地域で共有し話し合ってはどうかということになり、
「ファーストタッチ」を第3回のテーマとさせていただきました。
「オレンジ訪問看護ステーション」さんとの出会いはちょっとレアなきっかけなので、
また別の機会にしましょうwww
午後1時30分過ぎにスタートした「第3回乙訓絆サークル」は、
まず京都府健康福祉部家庭支援課の木村参事よりお言葉をいただいた後に、
乙訓もも 藤田からひきこもり状態にある方についての基本的なことと、
「乙訓絆サークル」の説明を行ないました。
そして、次に「オレンジ訪問看護ステーション」さんに活動紹介と事例発表していただき、
皆で医療からの「ファーストタッチ」について知る機会を設けました。
「オレンジ訪問看護ステーション」さんの発表をお聞きして感じたのは、
当事者とそのご家族や周囲に対してきめ細やかな対応をされているということ、
また当事者への関わり方の方針と目的を明確にして、ニーズに対してしっかりと
アプローチされているということで、実践力がすごいと思いました。
とにもかくにもプロフェッショナルな関りをされています。
また医療だからできないこともあるということを知りました。
これは、なるほど・・・でした。
そして、今度は乙訓もも流のファーストタッチについてお話した後に、
様々な社会資源の方々にお集まりいただいているので、それぞれの立場から
どんなファーストタッチができるかを話し合っていただきました。
テーブルには模造紙や付箋なども用意しましたが、使用していただいても、
していただかなくてもOK。
忌憚なく楽しく話していただき、お集まりいただいた方々で顔の見える関係性を
つくっていただくのがこの「乙訓絆サークル」の目的です。
リラックスして話し合っていただけるようにテーブルにはクッキーを用意しました。
みんなクッキーを食べると心が和らいだようで、場が温まっていましたね。
グループワークの時間は1時間でしたが、みなさんにこやかに、
どのグループも活発に話し合われていたようで、全体の雰囲気が明るかったのが
とても印象的でした。
本当に様々な社会資源の方々に集まっていただきました。
みなさん、良くお話になるwww
それくらい、楽にいていただけるのが「乙訓絆サークル」の目指すところです!
そして、最後に各グループごとにどのようなことを話し合ったのかと
今回の感想を述べていただき、参加者の皆さんと共有しました。
この時間では、家族、ファーストタッチ、バトンタッチ、ファーストタッチ無理、
医療との連携、ゼロタッチ、などなど、いろんなキーワードが飛び出しました。
毎回、この共有の時間は興味深いキーワードが登場するので面白いです。
そして、長岡京市地域福祉連携室の林田主任相談員にまとめをお願いしました。
林田主任相談員とは長岡京市のとりこぼさない支援をうみだす交流会でも
ご一緒させていただいています。
また、お忙しい中、今日このサークルを覗いてくださった同じチーム絆の
南丹圏域の地域チーム「フリースクール学びの森」の北村先生からも一言いただき、
楽しい場として続けていってほしいというお言葉をいただきました。
この「乙訓絆サークル」は南丹圏域の「南丹絆ネットワーク会議」を見学し、
モデルとさせていただいた上で乙訓地域の特性をもったネットワーク会議にしようと
立ち上げました。
ですので、北村先生には多大な恩を感じていますし、北村先生との出会いがなければ
「乙訓絆サークル」は生まれていなかったかもしれません。
このような感じで「第3回乙訓絆サークル」は無事終了。
50名以上の方にご参加いただき、堅苦しくなく、伸び伸びと、思ったこと、感じたことを
それぞれの言葉でお話され、それにみなさんが耳を傾け、また口を開かれお話くださり、
とても清々しい循環が生まれていたように感じました。
そして、開催前や開催後の交流タイムに名刺交換が盛んに行われていました。
みなさん、つながっていただくことも目的ですし大切です。
それが自然発生的に行なわれていたのは、本当に良かったと感じています。
いやー、会場の空気がとっても爽やかでした!
このような場を継続して開催し、
ひきこもり支援について考えていく文化を作っていければ・・・
初心のままに感じています!
また、地域で支援の若い芽が育っていることも知ることができ、まさに希望を感じました。
ご参加いただいたみなさん、本当にありがとうございました!
ゲストでわざわざ高槻市からお越しいただいた「オレンジ訪問看護ステーション」さん、
心より感謝申し上げます!
また開催にあたり内容の検討や準備にご協力いただいたコアメンバーのみなさん、
お疲れさまでした!
皆さんのご協力があってこその「乙訓絆サークル」です!
本日開催した「第3回乙訓絆サークル」、無事終了です!
ありがとうございました!感謝多謝激謝!
撤収完了!
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