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今日は就労準備支援事業の特別プログラムでSST講座でした!

  • 執筆者の写真: 乙訓もも
    乙訓もも
  • 2024年11月8日
  • 読了時間: 3分

今日はすっきり突き抜けるような青空だった長岡京。


寒くはありましたが太陽の光が温かく心地よかったです。





















さて、本日は就労準備支援事業の特別プログラムでSST講座を行ないました。















SSTとは、Social Skills Training(ソーシャルスキルトレーニング)のことで、

いろんなプログラムにより働く上だけでなく日常生活における対人関係などに

必要なスキルを学んでいくもので、事例を元にロールプレイやワークなどを行ない、

その場面にあった適切な振る舞いができるようにトレーニングします。


今日のテーマは「コントロールフォーカス」でした。




















「コントロールフォーカス」とは、自分がコントロールできることに目を向けて、

それを制御して情動の調整をすることです。


他人や物事の結果、過去などはコントロールすることはできませんよね。

そういったものを自分の思い通りにしようとしても、結局はうまくいかず、

さらにストレスがたまってしまいます。



そうならないようにするために「コントロールフォーカス」を用います。
















「コントロールフォーカス」は選択理論に基づいていて、

選択理論とは人は自分しかコントロールできないとする考え方です。



人は他者との関係性を含めた上でその状況に応じて最善だと思った行動を選択しており、

選択理論は人間関係を考慮に入れた「より良い人間関係を築くための心理学」と

言えるそうです。



そして、

コントロールできるものは、自分の「思考」と「考え」で

コントロールできないものは、自分の「感情」と「生理反応」に分けられます。


なので、コントロールできる行動や考えに注目して自分を変えていきます。

「感情」、腹が立つ、悔しい、は結果として陥る状態でどうしようもありません。

「生理反応」も同様ですね。

















選択理論では、

・自分自身の行動そのものを変える

・自分の欲求と願望を知る(変える)

・見方、意味を変える


の3つに取り組みます。



また、私たちが何か相手にしてほしいことがある時はなんらかの期待しているものですが、この期待が「純粋に期待するだけ」なのか「期待を押し付けている」のかによって、

大きな違いが出てくるそうです。



物事の結果と自分の思っていたこととの乖離というか、落差というか、

ギャップが大きいとがっかりしたり、腹が立ったりしますよね。




ここまでを講師の方に教えていただき、具体的なワークに取り組みました。



















ワークでは、

「人をコントロールしようとしない言葉を考える」というテーマで、


同僚がチームで取り組む仕事で重大なミスをしたが謝罪もなく、チームに報告もなかった。

というケースで、「こうしてほしい」とか「なぜ謝らないのか」といった言葉ではなく、

「人をコントロールしようとしない言葉を考える」ことに取り組みました。


みなさんならどういった言葉がいいと思いますか?


答えとしては、

「報告がなかったのは、何か問題でもありましたか?」

「もし次にやるとしたら、どうしたらうまくいくと思いますか?」


などになるそうです。



なるほど~~~~




この後、もう一つワークをして、全員で共有して本日のSST講座は終了しました。

















確かにどうにもならないことにずーっと囚われていて、

物事が進められないのはもったいないですし、

マイナスの感情でいっぱいになっているのはしんどいですよね。




コントロールできる自分の行動や思考を変えていって気持ちが楽になれば、

動きやすくなるはずです。


「コントロールフォーカス」


支援者も日々行っているソーシャルスキルだと思います。



今日受講したメンバーも是非、実践してほしいですね☆



本日は就労準備支援事業の特別プログラム「SST講座」は、

「コントロールフォーカス」を学びました!



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