乙訓ももはJR長岡京駅から徒歩5分のところで駄菓子屋を拠点として
4つの委託事業と1つの補助金事業を連動させてお徳地域にお住まいで
制度の狭間で生きづらさを抱えてしまった方々に手を差し伸べています。
図にするとこのようなものになり、基本的に就労に向かっていただくよう支援しています。
チーム絆事業は京都府独自の事業で乙訓地域のひきこもり状態にある方々の相談や訪問支援
学習会の開催や地域での啓蒙活動、支援ネットワークづくりが事業内容となります。
左から右の流れで、小さいながら入口(相談・訪問)から出口(就労・社会参加)までの
支援を行っており、ひとり一人にマッチしたオーダーメイド型の支援を実現できるように「乙訓絆サークル」という独自の支援ネットワークも構築しています。
その中で長岡京市より一昨年より委託いただいている「家計改善支援事業」による
初のネットワーク会議を10月初旬に開催いたしました!
「家計改善支援事業」とは生活困窮者自立支援制度の枠組みで実施される事業で、
家計状況の「見える化」と根本的な課題の把握を行い、相談者が自ら家計を管理できるように支援します。状況に応じた支援計画の作成や相談支援、関係機関へのつなぎ、必要に応じて貸付のあっせんなどを行い、早期の生活再生をサポートする事業です。
詳しくはこちら!
この「家計改善支援事業」のネットワーク会議は、対象者への支援のスキルアップと
より充実した支援を提供することを目的としています。
初回は長岡京市地域福祉連携室と生活支援課、長岡京市社会福祉協議会の貸付事業、
権利擁護事業の担当者京都府社会福祉協議会の家計改善支援事業担当の方、
京都司法書士会からご参加をいただき、自己紹介とそれぞれの事業説明と活動紹介に、
簡単な事例紹介を行ないました。
今回はまずお互いの事業の理解と連携の必要性を共有し関係性作りに重きを置き、
質疑応答ではざっくばらんな雰囲気で、様々なことを教えていただくことができました。
来年度の生活困窮者自立支援制度の法改正を受け、家計改善支援事業は内容の拡充が
計画されており、今後まずます重要性が高まってくる事業といえます。
来るべき超高齢者社会に対応すべく制度も形を変えていかざるを得ません。
制度による事業の中身をしっかりと理解しながら行政や各支援機関、担当窓口と
実効的な連携ができるように努めていきたいと考えています!
そういった意味でも「家計改善支援事業」でネットワーク会議を
初開催することができたことは意味のあることだと感じています!
長岡京市地域福祉連携室さんには多大なご協力をいただいています!
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