先週8/22木曜日、第4回乙訓絆サークルを開催しました!
ひきこもり支援において領域や分野を越えて乙訓地域やその周辺のあらゆる社会資源の方が集まり、実効的なチーム支援を可能とするための顔の見える関係性を作る場。
同時に支援者たちが気づきや学びを得て癒しとなるような場。
そんな二つの意味合いを持つ場づくりを目指しているのが「乙訓絆サークル」です!
第4回乙訓絆サークルには、この酷暑にも関わらず。なんと過去最多の62名が
参加してくださり、厚生労働省からもお二人が駆けつけてくださいました!
今回は前半に乙訓ももから乙訓絆サークルについて簡単に改めて説明せていただき、
7月に開催した第2回ひきこもりに関する学習会に登壇いただいた滋賀県蒲生郡日野町の
社会福祉法人わたむきの里福祉会の棒芯 野々村光子さんに再びお越しいただき、
出口支援と呼ばれる「働く」や「仕事」を入口支援にしておられる様々な取り組みを
「社長を応援団長にする地域づくり」というタイトルでお話していただきました。
後半は参加者に1グループ5~6名で12グループに分かれていただき、前半の野々村さんの
講演内容を受けてグループセッションを行ないました。
グループセッションの内容は、一般的に出口支援と考えがちな「働く」や「仕事」を
入口の支援にするにはどんなアイデアや方法があるか、大らかな発想をもって話し合う!
というもの!
参加された皆さんにお願いしたのは、
・支援機関側は企業に仕事の依頼をする、ではなく!
・企業側は仕事の切り分けを考えてみる、ではなく!
このサークルは実効的なチーム支援を可能とするための顔の見る関係性を作る場と
同時に支援者たちが気づきや学びを得て癒しとなるような場を作ることを目指しているので
制度や、現実的なことはいったん横に置いておいて、こんなのあったらいいなぁ、
こんなことできたら面白いんちゃうん?という「夢物語」を作っていただくことでした。
楽しく、夢があって、有意義な時間を過ごしていただき、顔の見える関係性ができ、
あのグループにいたあの方に電話がかけやすくなった!と言っていただけたら
このサークルのミッション達成!
最高ですね!
前半の講演では、野々村節全開!
今回は「社長を応援団長にする地域づくり」というテーマということもあって
企業経営者の参加が多かったのですが、企業側からも面白かった!という感想を
たくさんいただき、とても斬新でユニークかつ実践的な活動事例をユーモアたっぷりに
たっくさんお話しいただきました!
後半のグループセッションは、夢物語とちょっと現実離れした?内容でしたので、
セッションが始まるのに少々時間がかかったようですが、徐々に意見やアイデアが出始め、
もった話す時間がほしかった!という声をいただくほど盛り上がりました!
みなさん、本当に熱心で、熱気ムンムンのグループセッションになり、
こんな方々にお集まりいただき、お力添えいただいていることに感謝でいっぱいです。
そして、最後に4つのグループからどんなグループセッションだったかを発表いただき、
野々村さんからコメントいただきました。
このやり取りもすごくおもしろかったです!
そして、みなさんにこちらの当事者が焼いてくれた米粉クッキーをご用意。
めっちゃかわいい!
そして、めちゃ美味しかったです!
おかげでグループセッションが円滑に進みましたよ!
グループセッションの場は本当に堅苦しくなく、笑い声が聞こえ、それでいて誠実で、
ユーモアがあって、どのグループにも共通言語を探して話し合う姿勢のようなものがあり、とっても素敵な時間と空間でした。
皆さんがいてくださるからこそ、こんな素敵なことが実現できています。
そして、実際にこの乙訓絆サークルのネットワークで支援を行った事例もあり、
すでにこのネットワーク会議は実効的に機能していますよ!
さらに、今回は就労準備支援事業を利用しているメンバーがプログラムとして、
設営、受付、撤収に取り組み、本人の製作物をみなさんに披露するコーナーを
担当してもらいました!
海釣り遊びのコーナーwww
ご覧の通りの大人気で、多くの方々に楽しんでいただきましたー♪
少しづつですが当事者も参加するようになってきています!
こうして、社会福祉法人わたむきの里福祉会の棒芯 野々村光子さんをお招きしての
第4回乙訓絆サークル、盛会の中、無事終了しました!
関わってくださった皆さん、本当にありがとうございました!
心から感謝申し上げます!!
参加者と記念撮影!
次回、第5回乙訓絆サークルは来年2月に開催予定です!
さー、しっかり企画しなくちゃ~~!
またまた、よろしくお願いいたします!!
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