自分らしく生きられる社会を目指して。。。
- 乙訓もも
- 2月13日
- 読了時間: 3分
1/24の金曜日にライブ配信があった【孤独・孤立対策官民連携プラットフォーム】
令和6年度 第2回シンポジウム「『らしさ』と孤独・孤立」を視聴しました。

内閣府は社会的不安に寄り添い、深刻化する社会的な孤独・孤立の問題について総合的な
対策を推進するための企画及び立案並びに総合調整に関する事務を処理するため、
孤独・孤立対策推進室を設置しました。
2024年には孤立・孤独対策推進法が施行され、
今後、孤独・孤立対策に関する施策が推進されていくことになります。
今回にシンポジウムでは○○らしさは孤独・孤立につながっているという解説と
「らしさ」に生きづらさを感じる人たちへどのようなサポートが行なわれているか、
その先行事例が紹介され、自分らしく生きられる地域づくりというテーマで
パネルディスカッションが行われ、とても興味深く視聴しました。
今、日本では、ありとあらゆる人が、年齢、立場、性別など老若男女問わず、
「普通は・・・」とか、「○○らしく」に苦しめられ孤立してしまっている。
例えば、
男はこうあるべき、稼いでいてあたりまえ
家事や子育ては女性が行うもの
このようなジェンダーが孤独・孤立の背景になり得るということ
またDVや虐待により家庭内に留まることができないことも孤立につながります。
セクシャルマイノリティーの孤立も深刻です。
そして、彼ら自身も女性らしさ、男性らしさという規範にしんどさを感じており、
らしさから自由であるわけではないのです。
本当に多くの人たちが「らしさ」に生きづらさを感じ孤独・孤立になってしまっている。
この、「普通は・・・」とか、「○○らしく」に苦しめられ孤立してしまっているのは
ひきこもり状態にある当事者やそのご家族にも当てはまることです。
乙訓ももがアンバサダーを務めさせていただいた、
昨年のひきこもりVOICESTATION in 京都では他者の価値観が受け入れられずとも、
排除するのではなくいったん横に置いておく寛容さをひとり一人が持てば、
寛容な社会は実現するのではないか?というメッセージを発信させていただきました。

そのような寛容さを持つ社会になれば、自分らしく生きることは容易になるのでは。。。
地域でのひきこもり支援ネットワークづくりをすると同時に、
誰もが自分らしく生きることができる地域づくりを行なって行くこと。
それは、ひきこもり状態のある当事者とその家族ためだけではなく、
あらゆる人たちが孤独・孤立状態になってしてしまうことを防ぐことにつながるはず。
地域でのひきこもり支援ネットワークづくりを行うことが、
誰もが自分らしく生きることができる地域づくりにつながるように考えていきたい。
そう強く思っています。

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