top of page
執筆者の写真乙訓もも

親まなび講座の「分科会」に参加してきました!掛け値のない語りから育ち合いのメッセージを発信!

10月12日(土)に京都府立乙訓高等学校で開催された乙訓親まなびフォーラムの

親まなび講座4(分科会)に参加させていただきました!





今回の京都府PTA指導者研修会(乙訓)との共同開催の親まなび講座(分科会)に

トークセッションのゲストとしてお集まりいただいたのは、

大山崎の初のフリースクール「一般社団法人 Mobile School yabucogi」の 谷平亘さん 、

長岡京市のフリースクール「 十色」の 野田宜之さん、

向日市にある来迎寺で「みんなの居場所かむはぴ」を主宰されている福井ともみさん、

京都府つながる・学ぶ・働く支援センター Lコネクトの中村素子さんのユニークな4名。



そして京都府「チーム絆」から乙訓ももの藤田がファシリテーターとして

トークセッションの進行を務めさせていただきました。






参加いただいた4名の方々から、まずご自身の活動をご紹介いただいた後に、

教育・地域・就労支援というそれぞれの立場でお話しいただきました。




約20名の方が参加された今回のトークセッションのテーマは

「生きづらさはどこからくる?自分らしく生きることの価値」


大人も子どもも生きづらいと感じる昨今。

学校や社会に居場所がない。または、自分の子どもがそういった状態で、

どう寄り添えばいいのかわからない。


自分に周囲に状況に環境に、課題があることを感じて、

少しでもみんなが楽に楽しく日々を送れるヒントを持ち帰ってもらえたら、

という趣旨で企画されました。



ファシリテーターとしては、4つの異なる視点からの意見をトークの流れに沿いつつ

ゲストにできるだけ均等に発言の機会を設けながら場を作るということに気をつけました。


「生きづらさはどこからくる?自分らしく生きることの価値」というテーマで、

皆さんが大切にされている思いや考えなどは事前にいただいていたのですが、

なにぶんトークセッションはライブですので、何が飛び出すかわかりません。


しかし!

そこのところはゲストの皆さんがしっかり心得ていてくださったので、

とてもやりやすかったです。



お話しくださったみなさんも過去にしんどさを抱えておられた経験があり、

次のようなお話がどんどんと出てきました。


大人も子どもしんどくなってしまう公教育の枠組みに疑問を持ち行動を起こされたこと、

その枠組みを選ばなかった子どもたちの受け皿を地域に作ろうと活動を始めたこと、

働くことにうまく進めなかった人たちのしんどさはどこからくるのか・・・


みんなをがんじがらめにしている「普通」という呪縛。

普通って何?


自己選択自己決定を本当にしてきたのか?

学校はそれができる環境に本当にあるのか?



実は与えられた中で選択しており、

子どもたちは自己選択しているように思わされている



公教育は良い仕組みだが、しんどい子どもや大人がいるのも事実・・・


自己選択自己決定するために枠組みから出たとたんに気づく、何もできない自分。

しんどさから抜け出したかったのに、違うしんどさが襲ってくる。。。



今の時代に生きる子どもたちに、親が自分が子どもだったころの価値観や、

自分の思いを押し付けていないか?





親の思いはどのように伝えればいい?

お母さんは、お父さんは、過去の経験からこう思っているよ。

あなたはどうしたいの?という風に伝えれば押し付けずに親の気持ちも伝えられるんじゃ?


支援者という言葉に潜む危険性。

知らぬ間に上から目線になってしまう危うさ。。。















「大丈夫」という言葉は簡単には受け取ることはできない。

だって大丈夫じゃないし、その言葉に根拠もないから。

相手に寄り添うことができて初めて「大丈夫」と言えるのかもしれない・・・



こんなにたくさんの課題・・・どうすれば???

みんなしんどくなっている・・・何から始めればいい???




正解なんて誰にもわからない。



だから、

子どもも大人も自分で模索して、動いて、壁に当たって、悩んで、育っていくもの。

生きる力を育んでいこう。

日々を生きる力を培っていこう、大人も子どもも。


そのために、


たくさん経験を積もう、一緒に

可能性を探ろう、一緒に

失敗してもいい、成功の形はひとそれぞれ

そもそも失敗なんてないのだから。


子どもたちに、世界は楽しいよと伝えていこう。


育もうお互いを、子どもも大人も育ちあおう、一緒に


互いに、一緒に。


そしてどうしていいかわからなくなって、孤立してしまわないように、

もっと地域に対話の場を作ろう!


そのために支援機関はつながろう!


もっともっと、自分たちの存在を知らせよう。



そんなメッセージをみんなで作り上げたトークセッションでした。







赤裸々に、思いを持って、ラフに、真剣に、真っすぐに、ユーモアを交え、わかりやすく、

セッションしてくださったゲストのみなさん、さすがです!





乙訓地域にこのような方々がおられることを心強く感じました。


それはご参加いただいた方々も同じだったのではないでしょうか?



短い時間でしたが、濃くて実のあるトークセッションになっていれば幸いです。



乙訓親まなびフォーラムの親まなび講座4(分科会)は無事終了しました。



ゲストの皆さんは、地域でそれぞれの活動に邁進されることと思います。


是非ご注目いただきたく、また、応援よろしくお願いします!


乙訓もももそこにちょっと混ぜてくださいね♪
















閲覧数:48回0件のコメント

Comments


bottom of page